岸和田だんじり祭りと私

岸和田だんじり祭りと私

私の生まれた街、大阪府岸和田市の旧市街では毎年お盆が終われば各町の祭りの出し物(だんじり)の笛や太鼓の音が鳴り響き、祭りの準備が始まります。最近ではすっかり有名になった「岸和田だんじり祭り」ですが、実は各町では去年の祭りのあくる日からすでに今年の祭りの準備が始まっているのです。だんじりとは高さ4m、幅2.2m、長さ4mの総欅作りで重量は4トン、全体に細かい彫刻は施され歴史上の戦いの名場面が彫られています。制作費は約一億円と言われています。その4トンもあるだんじりを大勢の挽き手と前梃子、後ろ梃子で操りながら狭い街の曲がり角を走りながら直角に曲がる(やり回し)が最大の見せ場となっています。岸和田だんじり祭りと私