情報処理安全確保支援士【衝突発見困難性】
衝突発見困難性 衝突発見困難性は、ハッシュ値に関する指標の一つです。 ハッシュ値とは、元のデータからある計算式によって得られる固定長の値のことです。この計算式のことをハッシュ関数といいます。 ハッシュ値の特徴として、ハッシュ値から元のデータを求めることはできないことが挙げられます。これを不可逆であるといいます。 この特徴のため、暗号や認証、改ざんされていないことの確認のために、元のデータとハッシュ値を送信してハッシュ値が同じかどうかで判断するなどで利用されています。 また、ハッシュ関数に求められる性質として、同じハッシュ値となる二つの異なる元データを見つけにくいということが挙げられます。 なぜ…
2019/10/31 06:00