親知らず
親知らずに虫歯ができた。 冷たいものを口に入れると激痛が走るのであった。 一年ほど前にも歯が痛くなった事があり、その時は歯医者様に「その歯は既に神経が無いから痛くなるはずはない」と冷たくあしらわれ、シュミテクト片手に退散した画伯であったのだが、今度はしっかりと親知らずが虫歯になっていた。 画伯は大学時代に下の親知らずを二本抜いているのであるが、それが壮絶な抜歯であったため、恐怖心から上の親知らずを放置していたのである。 大学時代に格闘した下の親知らずの内1本は横から生えており そのオペは「歯茎を切って親知らずを真っ二つに割って取り出す」という悲惨なものであった。 「痛かったら手を上げてね」と言…
2020/03/30 19:12