【土木の変】(2)明軍死地で大敗、しかしもともと互角の戦力だったと思う
土木の変(2) 北方を北元に代わりオイラート部が支配 明によって北に追われた北元が勢力を占めていましたがモンゴル高原の北西を根拠地とするオイラート部に英雄エセンが出てモンゴルを統一しました。 ただし名目上の王はチンギスハンの子孫のトクトア・ハンにしていました。 オイラートはたびたび国境を侵して略奪をしていました。 これに悩んだ明は伝統的な方法で解決しました。 形式上明に服属させて利益を与える方法です。 朝貢貿易といいます。 明は鄭和を東南アジアに派遣したこともありましたが民間での貿易は禁止していたのです。 だから他の国が明の絹織物を手に入れるのは非常に困難でした。 どこからか流入すれば高い値段…
2019/07/31 19:03