落差のある日常
痴呆症 本人にとっても 家族にとっても 大変な 病気であり 哀しみや 戸惑いも 多い 病いである だが それが 一方で 別の病気を併発し 死期の近い 高齢者にとっては 差し迫る 死への恐怖など 感じ 体感する ことが いくばくか 軽減出来る 別の側面 もあろう 痴呆症に限らず 病いを患う当事者 そして 身の回りの世話や介護をする 家族は いつまで続くか 分からない 先の予測がつきづらい 日々の中 病人の看護や 家事に 忙殺されている とある シンガーの詩に この国は 弱い者には 冷たいね とあるが まさしく そうである 世間は ある程度 余裕のある 人や世帯を 軸に回り くしくも 病気や怪我 …
2024/06/05 18:18