コロナウイルスとは何?【感染症対策はいつまで?防ぐための行動とは】
【新型コロナウイルスの感染症対策はいつまで続くのか?】 今日、本政府が取ってる政策は、専門家会議のアドバイスを受けて、ピークを抑えるという方法 です。 それはピークがあまりも急激に上がってしまうと、医療キャパシティを超えてしまいます。 結局のところ、一番の目標というのは、「死亡率を下げる」ということになります。 死亡率というのは、致死率とは違い、致死率というのは基本的に感染した人のうち、何人が亡くなる ことをいいます。 それに対して、死亡率というのは分母の部分が人口全体になります。 なので、社会としてどれだけ人を死なさないかということを目標にする医療のキャパシティを保った まま、少しでも流行を遅らせることによって、しっかりと治療をしていくことで、救おうという戦略 です。 そうすると、ピークが潰れることで、基本的にはクラスター(感染者集団)の発生などの数も下げる ことになります。 ツリー上に急激に上がってたものを伸ばすと、後ろがダラダラ長くなってしまいます。 なので、対策をすればするほど、いつ終息するかがわからなくなり、そもそも終息の定義がしにくく なってくるという現象が出てきます。 実は比較するならば(SARS)ではなくて、2009年の新型インフルエンザだろうというが あります。 どうしてかといいますと、2003年の(SARS)はピークが急峻で中国内で収まって完全終息 したからです。もうして、症例がゼロになりました。 ですが、2009年の新型インフルエンザの場合には、実はピークを抑えたことにより、だらだら 続いて、実は流行というのが今も続いています。 そうなると結局、今回もそれに一番近いシナリオが考えられますので、終息というのはむしろ ウイルス学的に 押さえ込んだとか、症例がなくなったという臨床的なことより、 ・社会がどこまでこれを受容したかということ ・薬が、治療法が開発されたり、ワクチンが出てきて恐れるに足りなくなった時 という2つの可能性があります。 そうすると、社会が受容するのが先なのか、ワクチンだと多分半年以上、治療法だと3月多くの 試験の結果が出てくると思います。 けれども、そういうことで報道などが落ち着いてきたときに初めて終息になっていくのかなと 思います。 だから多分、治療法が開発されたり、ワクチンが出てきてその後、ワクチンが開発された頃に
2020/05/07 11:07