笑ゥひゃくまんにんについての覚書|我々はいつどこで何に対してどう笑うべきかって問い自体が笑えないんだよな
当ブログにおける引用文献の書式はその時の気分です とにかくに笑われるということは被害であり、精神上の損傷であった。 柳田国男『不幸なる芸術・笑の本願』1979,岩波書店 そうだそうだ(便乗) これだけじゃあんまりなので続きも引用しよう 皆様の理解も深まるし字数も稼げる 未開人が人の笑いに敏感であることは、夙く旅行者たちの観測するところであったが、これと同じことは我々の嬰児にもある。多くの人にまたは大きな声で笑われると、意味を知らずにも泣き出す赤ん坊は多い。文明人などという者の中にも、群とともに笑い得ないことは不愉快でまた淋しい故に、時々は附合笑いということをする。殊に日本人では人が笑い自分が笑…
2022/10/31 19:00