ビジネスで役に立つエクセル Part6
今回は売上目標の為にどれくらいの数量売上たらいいかとかを、自動で計算してくれるソルバーを紹介します。 まず使用前に設定が必要です。 まずエクセルのオプションを開きます。 開くと別ウィンドウが開くので、「アドイン」を選択して、下の管理を「Excelアドイン」を選択して、選択をクリックします。 そこで、「ソルバーアドイン」にチェックマークを付けて、OKをクリックします。 これで設定は終了です。 すると上のリボンのデータのタブに「ソルバー」というのが右に表示されるようになります。 ここからソルバーを使います。 例えば、「えんぴつ」と「消しゴム」と「ボールペン」の3商品を販売しているとします。 5月までの売上は確定していて、あと2か月で売上を¥50,000達成しないといけないとします。 そこで6月と7月が何個売ると¥50,000に達成するかを計算したくでも、1つずつ入力して計算するのは面倒です。 (ここで関数を使用している箇所は、 数量の表の合計のところにSUM関数売上の表の合計にSUM関数と売上金額は数量×単価売上額の下の欄は売上の合計の列を合計しています。) ここでソルバーを使うと自動で目標額までの数量を計算してくれます。 まずリボンの「ソルバー」をクリックします。 すると上のウィンドウが開きます。 入力する箇所は、「目的セルの設定」「目標値」「変数セルの変更」「制約条件の対象」の4か所です。 目的セルの設定は、ここでは売上額を¥50,000にしたいので、ここでは売上額の下のセル「F12セル」を選択します。 目標値は、¥50,000を目標売上額にしたいので、「指定値」にチェックを付け、「50,000」を入力します。 変数セルの変更は、自動に数値を入力する箇所を選択するので、ここでは数量の表の空白部分を選択します。なので「D2:E4」を選択します。 制約条件の対象は、変数セルの変更で選択したセルに数字を入力する為の条件になります。(条件がぬけていると結果が表示されない可能性がありますので気を付けましょう。) ここでは、数量の値を入力するので、 変数セルは「整数」・「0以上」の条件が必要です。
2019/04/29 17:53