研究者を志す人が将来の貧困を避けるにはどうしたらいいんだろう
若手研究者の環境のひどさは以前にも書いた通りですが、今回はどうしたら将来の貧困を避けられるのかなーということについて思うところを書いていきたいと思います。 ちなみに、この記事はアカデミアを考えてるけど不安だな・・・という方に向けて書いています。 次のノーベル賞は俺/私だぜー!!!という超絶優秀研究者の方には意味がないかもしれません。たぶんそんな方はここに来ないと思いますが。 前回の記事はこちら アカデミアは茨の道! 私も研究者を志す学生で、将来貧困に陥る可能性十分あると思ってます。もう不安しかない。20代後半から30代を低所得なポスドクで過ごした挙句、次の行き先がなくなるとかありうる。 人生設計もまともにできませんよね。低所得では結婚市場で勝てると思えませんし(自由恋愛からの結婚は別ですが)、たとえ結婚できたとしても子供とか無理だよなって思います。子供お金かかりすぎる!私は貧乏で子供に十分な教育を与えてやれないなら生まない方がいいかなって思います。それに子供にお金かけて自分の生活を切り詰めすぎるのも嫌だし。やっぱり子供はそれなりの収入がないと持てない。少子化?すみませんね。でも無理なものは無理ですね。お金持ちになったら考えますね。 もちろん、アカデミアを志して博士課程に進んだ全員が貧困に陥るなんてことはなくて、博士課程出てすぐに助教になったり、1,2年ポスドクして順調に助教になったりする人もいます。大学の教員になれればそれなりの給料はもらえます。給料いい、とは思いませんが人並みになれます。しかし最近は大学の教員(助教、准教授、教授)も徐々に任期制になってきていて、教員になりさえすれば安泰!というわけでもないですが。。。
2019/04/26 22:23