久保建英(FC東京)安部裕葵(鹿島アントラーズ)大迫敬介(サンフレッチェ広島)のU-20代表選出外は日本サッカーの成長を感じる
U-20ワールドカップ日本代表が発表され主力とされていた久保建英(FC東京)安部裕葵(鹿島アントラーズ)大迫敬介(サンフレッチェ広島)の三名が選出外 この決定・・・・かなりすごい これは南米選手権に出場するA代表の選出が理由だと言われてますが、今までの日本ならまず年代別の代表が優先で飛び級やA代表にはまだまだ経験を積んで・・・って懐疑的でしたが南米や欧州のスタンダードは実力があればどんどん招集するし若い選手も臆することなくプレーして経験を積む・・ このワールドスタンダード(反日本式発想)を日本サッカー協会および当該選手が取り入れ・理解したからこその決定。 U-20ワールドカップ<A代表選手育成 ワールドカップ出場・アンダー世代の国際大会出場がままらなかった時代においては若い世代に経験させるなどという余裕はなく出場・順位を求めてガチガチのメンバー選出であった。 結局そのしわ寄せは、年齢制限のないA代表に「実質国際経験」という若い年代で得られなかった経験の差が突き付けられるのである。 最近の若い年代の選手は海外の選手に臆することなくプレーしているように感じる。 よく昔は日本選手がアフリカ系の選手と対戦するとフィジカルの強さを感じたとか日本だと足が出てこないところに足がでてきたとか、まるで初めて海外旅行に行った感想みたいに「すごーい」って感じでその時点で負けてました・・。 その点、久保なんてバルサで各大陸の選手と対戦・チームメイトとなり、世界中からスカウトされてきた選手が夢破れ切られていく姿を見て自分の生きる道を考え、世界を肌で感じてきたから目つきが違います。 中田英寿らのU-17世界選手権日本開催 小野伸二らのワールドユース準優勝 アトランタオリンピック ブラジル撃破 国際経験・若い世代の押上げが目に見えない力となり極限の勝負において差を生んで来たに違いない。 そう考えると岡田監督の小野伸二・市川大祐の選出は、大胆かつワールドスタンダードをあの時代で実践してたんだとつくづく感心させられる。岡田監督の名将と言われる所以は試合のみならず将来を見据えた選手選考決断力ではないだろうか。 今回の日本サッカー協会の決断は日本サッカーが世界のトップ3に入ったときに、初めて賞賛されターニングポイントと評価されるような気がする。
2019/05/08 01:12