スノウピアサーのティルダ・スウィントン
映画「スノーピアサー」ではティルダ・スィントン演じるメイソン首相が登場します。 その役柄は、実にブルジョワ階級への憎悪を駆り立てるような絶妙な不快感と荒廃した世界でさえ階級に固執する滑稽さを纏ったコミカルさを両立させたようなキャラクターです。 彼女の語り、繰り返される「So, It is!」にイライラするのは間違いないはずです。何様だよコノ人。。 悪名高き独裁者をモデルにした役柄なのでそう感じるのも仕方ないのかもしれません。 映画の社会風刺機能としては正解なんでしょう。 映画としては、閉鎖された生態系での階級構造とその生態系の浄化を描いているわけですが、たとえるなら「カレーにハンバーグとチーズ…
2019/01/31 23:51