後知恵バイアスと結果論【心理学】
うすけんです。 今回は後知恵バイアスという物を解説できたらと思います。たぶんあるあるに近いものも感じるとは考えております。難しく考えずに面白半分に見てくれると嬉しいです。 後知恵バイアスとは 物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向。後知恵バイアスは、政治・ゲーム・医療など様々な状況で見られる。 E5%BE%8C%E7%9F%A5%E6%81%B5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9 ということは簡単に言えば結果論ですけど、大多数の人が知ったかぶるのです。たとえば事故にあった時にもう少し気をつけて走ればよかったなどを言います。あたかも本当だったら事故をおこしてなかったかのように言います。 投資などでも同じく「やっぱりこうだった」などと思ってしまいます。 その投資の結果が正であれば正の方向に、投資の結果が負であれば負の方向に、自分が事前に予測していたと勘違いしてしまうのです。 これが後知恵バイアスと呼ばれるものです。 結果論 後知恵バイアスに似ているものとして結果論というものがあります。 原因・動機などを考えずに、物事の結果だけをみて行う議論。 事が起きたあとで、そのわかっている結果を前提としてあれこれ論ずる無意味な議論。 E7%B5%90%E6%9E%9C%E8%AB%96-490376 などとあります。 ようは原因や動機などはどうでもよくて最後の結果だけを優先している話になります。これは現代社会ではどうもよくない部分が多い。もちろん会社員などは結果を求められることが多いだろう。でも重要なところはそこ意外にもあるんじゃないかとお話していきます。 結果論の落とし穴 結果だけを見てそこまでのプロセス(流れ)に注目しないと大変なことになる。たとえば勝利する確率が90%の作戦と10%の作戦があるとすると、もし時の運が絡み90%の作戦が失敗に終わり10%の作戦が成功したとすると、これからはずっと10%の作戦を信じることになる。
2019/04/30 13:22