大阪教員評価 学力競争の弊害直視を 朝日社説
写真は2月6日のロックアクションで(社説)大阪教員評価学力競争の弊害直視を小中学校ごとにテストの点数アップを競わせ、その結果で先生を評価し、学校への予算配分でも差をつける。大阪市の吉村洋文市長がこんな考えを示してから約半年。市教育委員会が具体的な制度案をまとめた。当初の市長構想と比べると、直接の評価対象を校長に絞り、学力以外の項目にも配慮したという。しかし基本的な考え方は変わっておらず、学力競争に伴う弊害への懸念は消えていない。改めて撤回を求める。新年度から試行するという制度案の内容はこうだ。学力の測定には、市内の小3から中3までの児童・生徒が毎年、基本教科について受ける市や大阪府の独自テストを使う。各校はあらかじめ、市教委が定めた下限を踏まえて独自の目標値を設定し、達成度を校長の人事評価に組み込んでボーナスの...大阪教員評価学力競争の弊害直視を朝日社説
2019/02/07 09:23