チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

ここしばらく、学生時代に読んだ「チーズはどこへ消えた?」という本を何度も思い出した。かなりうろ覚えだったのだが、たしか、広い迷路の中、食べても食べても無くならないほどの大量のチーズがある一角があり、そこに二組のネズミが生活していたのだが、ある日突然そのチーズが消えてしまうというお話だった。毎日の食料であったチーズが消えたネズミ達は、チーズが消えた空間で事態が信じられず、ただひたすら嘆き困りはてるネズミと、消えたのならば仕方なしとすぐに迷路を進みだし新たなチーズを探すことにするネズミ、二つのタイプにわかれた。その本は、そんなネズミ世界のお話しを通して読者に、不測の事態だろうが臨機応変に一つの形に…