”THIS IS WATER” ふーの読書日記①
こんにちは。ブログサボっていました、ふーです。 まだ旅にでてないし、、、忙しかったし、、 言い訳はよくないので今日からまた、頑張っていきます!!!! というわけで今回から新しい試み、題して"ふーの読書日記"を始めていこうかと思います。 なぜ旅ブログで本の紹介か。 本は旅のお供になります。日常から離れて、感受性のアンテナをはってるなかで読んだ本は普段読む時よりも自分に気づきをあたえてくれます。それらをここに残し、発信していくことにしました。 旅にでるまでに読んだ本も残していきます。 THIS IS WATER 記念すべき第1回は"THIS IS WATER"。 これは水です posted with カエレバ デヴィッド・フォスター・ウォレス 田畑書店 2018-07-20 Amazon 楽天市場 デヴィッド・フォスター・ウォレスというアメリカの作家がオハイオ州にあるケニオン・カレッジの卒業式に招かれた際のスピーチを訳したものです。ウォレスはポストモダン文学作家として有名ですが、彼の作品は数理論理学、ポルノ論、ヒップホップ論など多岐にわたり、このスピーチの大きなテーマである"リベラル・アーツ"を実践した人でした。 リベラル・アーツとは現代の日本においては「一般教養」とされることが多くあり、大学の学部などもこれに基づくこともありますが、これは本来のリベラル・アーツの本質をついていないものです。本来リベラル・アーツは、「人を自由にする学問」であり、「ものの考え方」を学ぶものです。 そしてウォルトは「ものの考え方を教える」というリベラル・アーツの本質を ほんのすこしばかり謙虚になり じぶん自身とじぶんの確信に すこし「批判的な自意識」を持つことであって(P.36) (中略) それは意識して こころを研ぎすまし 何に目を向けるかを選び 経験からどう意味を汲みとるかを選ぶ ものだと表現しました。 ぼくたちはみな自分中心です。じぶんが見て、聞いて、感じるものはすべて「リアル」だといいます。 しかし、ただ無意識に日々を生きるとすべては流れていき、いずれ流れていくことにも気づかなくなります。 何に意味があって何に意味がないのか日々決断していくことが必要なのです。
2018/12/25 23:01