実は違う!?ビザとパーミットの違い。
日本にいると、意外と希薄なのがビザとパーミットに対する考え方です。 というのも日本のパスポートはビザ無しで滞在できる国が多く、海外旅行や出張などでビザ申請を行わないケースが多いからです。 今回はそんなビザとパーミットの違いについて説明していきます。 そもそもビザって何? ビザというのは簡単に言ってしまうと、入国許可証です。 つまりこの国に入ることを許可しますよという書類のことを指します。 ですので住んでいる国や渡航先によっては、数日滞在するだけでもビザを発行する必要がある訳です。 これは実際にあった話ですが、かつて私がマレーシアで働いていた頃、ベトナム人の奥さんを持つ日本人がいました。 この夫婦が長期休暇(10日程度)の際に日本に行くことになったのですが、奥さんの方はビザを発行する必要がありました。 ちなみに日本人がベトナムに行く場合は、15日以内の滞在ならビザの必要はありません。 このくらい、日本のパスポートは便利なわけです。 そのような理由から海外にワーホリや就職をする、もしくは永住する人でもない限りは馴染みのないものになってしまっています。 ビザの発行場所は決まっている。 国によって手続きは若干違いますが、基本的には大使館、もしくは領事館で手続きを行います。 ちなみに大使館と領事館の違いは 大使館=外交使節団のリーダーが居る場所 領事館=外交系の手続きを行う場所 つまり、大使館は1つしかないのに対して、領事館は複数存在する場合があります。 ここで全ての国のビザ発行の手続きについて書くことは不可能に近いので割愛しますが、 大体の場合、本人確認も兼ねているので直接その場所に必要があります。 大体の施設は東京にあるため、地方に住んでいる人の場合はかなり厳しい部分があります。 また、個人で手続きを行ってビザ申請の書類に不備があった、時間を間違えたとなると余計な手間がかかったり ビザの発行に失敗する危険もあるので、留学やワーホリで行く場合はエージェントに相談することをオススメします。 つまり○○(就労など)ビザはあくまで許可証 要するに就労ビザや学生ビザというのは、あくまでその国に入る権利と パーミットを発行する権利を得た証明ということなんです。 正確には違いますが、受験を想像してみて下さい。
2019/02/23 22:55