出雲へ行ってきました ~出雲編~
毎年10月に八百万神が集う出雲の地へ行ってきました。目的は、古代大和の地域に先立って発達した鉄器と青銅器の生産が行われていた古代出雲の地を発見することとともに、日本における八百万神への信仰を知るヒントをつかむことでした。夜6時半に群馬県の前橋市を出て、車でおよそ15時間、休憩を交えて出雲へ。神話の国出雲、伊勢が日が昇る国であることに対して、出雲は日の沈む国。神話の故郷は、大和王権が勢力を強めるよりも昔。弥生時代のころには朝鮮半島や高志国(北陸)、九州との交易を通じて発達した勢力と、青銅器と鉄器の文化がありました。非常に面白く興味深い旅でした。群馬を含む多くの地方では、古墳時代以後の出土物では発達したものも多くありますが、それより古い弥生時代に出雲地方は青銅器と鉄器、盛んな交易で栄えていました。最初に立ち寄ったの...出雲へ行ってきました~出雲編~
2018/12/30 16:06