東欧の失敗と資本主義の競争に翻弄される国々 どちらの道も勝利はない
昨日、NHK番組で東欧ルーマニアの現状が紹介されていた。驚いた。社会主義を名のっていた当時は2300万人いた人口が、1900万人まで減少しているという。その理由が、若者中心に仕事がなく、外国に移住し働いているのだそうである。農村部を中心に過疎化が深刻で、子供たちを親元に残して出稼ぎ状態の若夫婦が多いとも。ソ連崩壊前は、抑圧されてはいても家族は一緒だったが、東欧諸国が資本主義の荒波に投げ込まれて、競争原理で淘汰されるようになり、今のような貧困状態に落ち込んだというのである。ねじ曲がった人権抑圧の社会制度でも幸せはなく、資本主義化でも格差拡大・競争で幸せはない。未来は、日本共産党が展望する本当の社会主義・共産主義の方向にこそ開けるという事を、世界の実態から確信した。くしくも、日本共産党の党大会への議案、綱領の一部改...東欧の失敗と資本主義の競争に翻弄される国々どちらの道も勝利はない
2019/11/12 17:46