ロンドンにて発狂せり

ロンドンにて発狂せり

倫敦(ロンドン)に住み暮らしたる二年は尤も(もっとも)不愉快の二年なり。余は英国紳士の間にあつて狼群に伍する一匹のむく犬の如く、あはれなる生活を営みたり。 こんにちは、しゅんはやおです。 冒頭の言葉は、文豪・夏目漱石の著書『文学論』の一節です。 現代から百年と少し前、彼もまた、僕と同じようにロンドンに滞在していました。彼は英国留学中に心を病み、最終的に夏目、発狂せりと周囲から噂されるに至ります。さて一方で、時代の変わった今、ロンドンで生活をすると日本人はどのような感想を持ち行動するのでしょう。僕の最近の出来事二つを振り返ります。 目次 1.カジノにすんごくハマった 2.ゲイの方に(多分)迫られ…