路地裏の少年はカラオケが苦手
僕はカラオケが苦手である。 名誉のために訂正しておくと、音痴だから人前で歌を披露するのが恥ずかしいわけではない。まあ、決してうまいわけでもないが。 理由は楽器が趣味であることによる。 一つは「練習してるわけでもないのに、人前で音楽を披露するなんて・・・」と、謎のプロ意識が働いてしまうこと。 そして、カラオケで満たすべき欲求は、ほとんど楽器の演奏で満たされているため、カラオケに行くこと自体に魅力を感じないためだ。 などと書くと、「拙者、サックス奏者故に…」となんだかカッコいい感じになるが、最大の理由は「他人の趣味にあう(あるいは良く知っている)曲を知らないから」である。 僕が好きな音楽は周りの人…
2018/09/25 08:02