「あなたは左腕で右腕を斬ってしまわれたという事です。」ローマ帝国
「あなたは左腕で右腕を斬ってしまわれたという事です。」塩野七重「ローマ人の物語」より時は紀元454年ローマ帝国末期でした。ヴァレンティニアヌス三世は北イタリアへ出軍せずアッティラを放置したアエティウスを忌々しく思っていた。自分に許しを請うと思っていたアエティウスは、突然息子の嫁に皇帝の皇女を申し出た。また皇帝は母親からアエティウスの恨みを吹き込まれていたという。皇帝とは西ローマ帝国のヴァレンティニアヌス三世、アエティウスとは22年間蛮族の侵入を阻止してきた西ローマ帝国総司令官。紀元453年アッティラの死、フン族の離散を経た紀元454年ローマで肉体は成熟したが頭脳の方は成熟しなかったと言われた西ローマ帝国皇帝ヴァレンティニアヌス三世と60歳になっていた西ローマ帝国総司令官ローマ人アエティウスは私見した。アエティウ...「あなたは左腕で右腕を斬ってしまわれたという事です。」ローマ帝国
2020/03/25 08:20