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掘割の畔に棲む女 ~知らないで魅せ付け~ 知佳作
アウトドア派の女性の健康美は、元々そういった女性に焦点を当てなかった 或いは好みじゃなかった男性群にも一種異様な風と言いましょうか性癖を吹き込みます。 鍛え抜かれた下半身をピッチピチのジーンズで包みアウトドア派などをやられた日には股間がいきり立って仕方
2025/06/30 04:20
掘割の畔に棲む女 ~売春宿の汚名を着せられ立ち退きを要求される~ 知佳作
崩落しそうな家屋は倒壊でもしたら危険だから撤去してしまえと近隣のおばさんたちが声を上げ始めました。 千里さんの熟れた躰に日ごと夜ごと旦那が夫婦生活をほっぽって通いつめるさまを女房連中は腹立たしく思っていて、それならいっそのことこの地区から追い出せばよい
2025/06/29 05:45
掘割の畔に棲む女 ~鍛え上げた肉体のみが持つ魔力~ 知佳作
千里さんは過去から自分というものを消す為藤乃湯旅館の離れに棲み暮らしました。 住まわせてくれる条件が別段仲居だのコンパニオンだのの経験がなくても女ならそれなりに出来る夜伽だったのです。 しかし業突く張り女将は女を売るだけでは許してくれなく雇女、つまり住
2025/06/28 03:43
掘割の畔に棲む女 ~見習い農婦~ 知佳作
何かをきっかけにまるで人が変わった。 それが千里さんでした。 屁理屈を重ね世間を渡って行こうと言うんじゃなく肉体労働で稼ぎだした、頂いた給金で渡って行こうとしたんです。 人から見ればな~んだという程度の野菜を分けてもらえたことであれほど喜ばれたのは農家
2025/06/27 05:36
掘割の畔に棲む女 ~心の闇を溶かしてくれた驟雨~ 知佳作
ほんの少し司に対して反抗的な態度をとってからというもの千里さんの人生は暗澹たるものでした。 やることなすこと全て裏目裏目に出てしまったのです。 そうやって行きついたのが拘留であり廃墟となった藤乃湯旅館から移り棲んだ廃屋でした。 藤乃湯旅館の離れではそれ
2025/06/26 05:39
掘割の畔に棲む女 ~天空に星が瞬く頃に 廃屋からの出発~ 知佳作
この頃はわざわざ都会を離れ田舎の廃屋を買いDIYして楽しむ人が増えているようですが、それはあくまでも生活基盤がしっかりしている人だからこそ出来るのであって働くところも貯金もない人にとってここに何もない状態で棲めというのはとてもつらいことなのです。 こういっ
2025/06/25 06:08
掘割の畔に棲む女 ~知識不足ゆえの行き違い~ 知佳作
裁判に持ち込まれるまでの間、弁護士はそれなりに身元保証してくれそうな人物に向かってあれやこれやと世話を焼きます。 しかし一旦仮釈が決まったり判決が出て保釈となった時は冷酷なようですが誰に対しても行き先を一切連絡しません。 その影響は例えば千里さんの場合
2025/06/24 05:06
掘割の畔に棲む女 ~法律のはざまで~ 知佳作
千里さんは藤乃湯旅館で行っていた過剰サービスが原因で逮捕・起訴されています。 もしも裁判で執行猶予が付いたにしても執行猶予が解けるまで逮捕・起訴に至った内容のことを行うと執行猶予が解かれ再逮捕されれば過料は前判決に上乗せとなります。 たとえそれが生活に
2025/06/23 05:46
掘割の畔に棲む女 ~生きる知恵 阿り (おもねり) ~ 知佳作
せっかく頑張ってここまで漕ぎ着けたのです。 千里さんにとって休んでいる暇などありませんでした。 結審に至るまで何としても生き延びねばならないと考えていました。 でなければ如何に汚名を着せられたにしてもここで頑張ってこれを晴らさなければ実の娘である美月ち
2025/06/22 05:52
掘割の畔に棲む女 ~女囚~ 知佳作
事件に発展したのは確かに鉈を持った男が千里さんを脅して犯そうと藤乃湯旅館の離れに押し込んだのが発端でした。 しかし通報者は有本千里の名と彼女の噂をよく耳にしていましたので痴情のもつれと電話に向かって口走っていたんです。 然るに男を現行犯逮捕し署に連行し
2025/06/21 03:59
掘割の畔に棲む女 ~鉈を持ち出してきた男~ 知佳作
千里さんの気持ちが傍目にも揺れ始めると秘かに彼女に狙いを付けていた男たちもそれと気づき彼女の女の部分につられる様に揺れ始めました。 別れ話が持ち上がるとか旦那が亡くなるとか、そういった折に特に女の心は揺れ動くんですが今回に関しては部屋を貸している司と小
2025/06/20 06:27
掘割の畔に棲む女 ~振り子のように揺れる心~ 知佳作
女性の心を射止めるにはその心の動きを如何に的確に捉えるかにかにかかっている。 と、ある人は知ったかぶりでのたまう。 口で言うのは簡単でしょうが、それが如何に大変なことか司は身をもって感じてしまったようでした。 美月ちゃんなら簡単ではなかろうかと近寄り、
2025/06/19 05:20
掘割の畔に棲む女 ~嫉み妬み~ 知佳作
ペットを多頭飼いしたことのある方、どちらかと言えば溺愛したことのある方は覚えがあると思いますが一方の世話に追われているともう一方は拗ねて騒いだり大声を張り上げたりすることがよくあります。 特に抱き癖が付いたペットというものは慣れることは慣れるんですがそ
2025/06/18 06:02
掘割の畔に棲む女 ~夜泣き~ 知佳作
いじめ問題でよく耳にする 『別に変わった様子はなかった』 というのはほとんどの場合やらかした方の言い逃れで実際は自分にとって不都合だから見なかったことにしたかったに尽きる。 今回もそのことが問題を更に一層複雑化させていました。 貧困と差別の元心密かに泣き
2025/06/17 05:48
掘割の畔に棲む女 ~栄養失調との闘い~ 知佳作
堀川通で最初に出会った時からしてどことなく弱々しかった千里さん母娘の容体がこの猛暑に次第に思わしくなくなっていきました。 エアコンが無いばかりかこの小屋は天井板もなければ小さな窓がひとつしかなく熱射の中自然風すら通らないんです。 司もまた労務と栄養不足
2025/06/16 06:08
掘割の畔に棲む女 ~足手まといな雑用係~ 知佳作
司を藤乃湯に導てくれた土産物店の店員も、そしてあの竹細工屋のご主人までをも困惑してしまうほどに彼の風体が変わっていったんです。 ひとつにそれは一日二食しか賄ってくれない、それも見た目は確かに懐石風に見えますがその実豆腐のおからを再利用しこしらえたような
2025/06/15 02:09
掘割の畔に棲む女 ~通い妻~ 知佳作
千里さん母娘との仲を取り持ってくれた人々の間をくまなく回り、その内情を調べ上げたうえで宮内司は急ぎ親元に連絡を取り、当座のお金を借りました。 そのお金を持ってその日の午後、早いうちに藤乃湯に宿を申し込んだのです。 竹細工屋にふらりと現れた時の風来坊スタ
2025/06/14 07:23
掘割の畔に棲む女 ~夜伽の代償~ 知佳作
千里母娘が住み暮らす藤乃湯旅館はこの地区にまだ汽車が走っていた時代、近くの公園に大きな池があり周囲に桜が植えられていたことから行楽客を当てにし旅館業を始めた、いわゆる老舗で当時は大層はやりました。 ところが時代の波はこの地からその肝心な鉄道を奪っていっ
2025/06/13 06:19
掘割の畔に棲む女 ~女中という名の雇女~ 知佳作
美月ちゃんが 「ウチなら空いてる」 と言ってくれた言葉にその時の千里さんは一緒に暮らせることを喜ぶどころか顔を曇らせ 「司さんにお泊り頂くようなお部屋はあいにくですが・・」 と断りを入れて来たんです。 母娘がふたりっきりで暮らす家に得体に知れない男が紛れ込
2025/06/12 05:48
掘割の畔に棲む女 ~コーヒーカップを前にし戸惑う千里~ 知佳作
注文を取る段になってやはりと言おうか千里さんの遠慮が始まったんです。 「僕がお誘いしたんですからどうぞ何か注文してやってください」 どんなに進めても頑なに首を横に振るだけなんです。 「どうしたもんかなあ、コーヒーはお嫌いなんですか?」 なんとしてもこの場
2025/06/11 07:35
掘割の畔に棲む女 ~二階の喫茶ルームにて~ 知佳作
母親が男と並んで掘割沿いを川上に向かって歩き始めたのを見て美月ちゃんはハンザキをどうにかするのを諦め後をついてきてくれました。 「あの子はいつもこうやって独りで遊ぶんです」 その言葉を聞いてちらりと横目で並んで歩く千里さんを見た時、この母娘には何か翳りが
2025/06/10 02:57
掘割の畔に棲む女 ~何処からか流れて来た通いの女中~ 知佳作
「うわあ~ ほらっ 見てみてお母さん」 小さな女の子が掘割の中を指さし叫び出しました。 雲を突くような大男なら一跨ぎで渡れそうなほど頼りない堀川が街の中心を流れていて、その清流の中に何かびっくりするようなものがいると叫んでいるようなんです。 「美月ちゃん
2025/06/09 07:14
奥歯にモノが挟まったような夫婦関係 ~留美 賞味期限が切れ 四面楚歌となる~ 知佳作
齢を重ねるということはそれだけ女の本質が変わるということ。 女なら誰だってそんなこと人に言われなくとも分かってますし、自覚してます。 ただそれを認めるか認めなっかの違い、素直に認めたくないんだと思うんです。 留美は徹底的に後者であるにもかかわらずアラサ
2025/06/08 08:02
奥歯にモノが挟まったような夫婦関係 ~躰にお金をかける妻~ 知佳作
夫や家族を捨て夜逃げして京都で暮らす祖母の好子もそうなら母である久美も揃いも揃って留美と同様漢癖が悪く決まりきった男との関係はものの半年と持ちませんでした。 高卒で勤め始めてからというものひっきりなしに男に言い寄られ、次から次へと関係を持って行った留美
2025/06/06 07:41
奥歯にモノが挟まったような夫婦関係 ~かかあ天下~ 知佳作
本来夫が不在の間家を守る強い妻の意味でつけられた 「かかあ天下」 も留美と和樹さん夫妻にとってみればそのまま「夫を尻に敷く」で使われ、また、夫が不在の間精力旺盛な妻は体力を持て余し間男を引き入れ・・となるようなんです。 留美が逆ナン同然にかつて住んでいた
2025/06/05 06:50
想い出づくり~ワンナイト 淫 沖縄~ 知佳作
留美を持ち帰ってくれた漢 森本俊治さんは深夜を過ぎてやっと留美の横に並んで寝かせてもらえました。 一見ツンと澄ましていてとっつき悪そうに見え、一旦関係を持つととことん味わいつくさないと気が済まなくなるのが留美のこの種の病気でもあるんです。 結婚を前提にと
2025/06/04 07:00
想い出づくり~中出し新婚旅行 淫 沖縄~ 知佳作
沖縄に到着し結婚式を挙げるまでの天気は最高だったのに結婚式の翌日から雲行きが怪しくなり、本州から九州にかけ雨になりました。 留美たちのいる沖縄も雨はそれほどでもありませんでしたが昨日の天気がウソのように雲が垂れこめていたんです。 この夫婦と言いますかカ
2025/06/03 06:26
想い出づくり ~メモリアルヌード 淫 沖縄~ 知佳作
留美が結婚した目的というのが金づるを得る為でした。 中学のころオーディションを受けただけあって目立つことはこの上なく好きなんです。 女として目立つならどんなことでもやってきた留美でしたが三十路に差し掛かると焦りが生じました。 寄る年波にはどうしても勝て
2025/06/02 05:33
覗き見の後遺症に悩む留美 知佳作
唯一今でも連絡を取り合ってる大の親友 紗那絵さん (仮名) じゃなかったら覗き見で火照ったアソコを慰めるため当然とでもいう風に3Pに割り込んでチ〇ポを頂いたであろう留美は、そこはグッと我慢し背徳成就のため敢えて耐え覗き見に徹してたこともあって、その後遺症に悩
2025/06/01 05:45
2025年6月 (1件〜100件)
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