源と政(三浦しをん)

源と政(三浦しをん)

久々に三浦しをん。言葉の調子が良く、まあ、読みやすい。でも、ちゃんと東京下町の匂いがする。簪職人で、駆け落ちした結果、先立たれた「源次郎」と、元銀行員で突然、妻に別居された「国政」。源次郎の弟子の徹平や恋人との話を交えながら、静かにそして明るく心が温まるストーリーです。 オ...