産経新聞・俳壇。2019年11月28日。 宮坂静生選 新藁を干せばむつきの匂ひせり 豆腐売り子供の声で秋日暮 昭和史にこだはりて生く黍嵐 鳥渡る大仏殿の鴟尾の上 庭の柿ほめて竹馬の友の家 …
毎日新聞・俳壇。2019年11月25日。 西村和子・選 母屋より大きな納屋に今年米 片山由美子・選 山茶花の紅…
2019.11.21.産経新聞・俳壇。2019年11月21日。 産経新聞・俳壇。2019年11月21日。 宮坂静生選 白桃割る種のところは濡れてゐず 騙されたらあかんと思ふ老の秋 珈琲の匂ひ確かに月の路地 夜学子の帰路…
毎日新聞・俳壇。2019年11月18日。 片山由美子・選 何もせぬゆゑの夜長でありにけり 小川軽舟・選 新米や湯気…
産経新聞・俳壇。2019年11月14日。 宮坂静生選 神の手の電光石火柿を剝く 螇蚸とぶ草にぬくみを残しとぶ 本餓鬼の古書街をゆく秋の暮 珈琲を気合ひで淹れる今朝の秋 新米の湯気にいつわりなかりけり …
毎日新聞・俳壇。2019年11月12日。 小川軽舟・選 長殤(ちょうしょう)の子の誕生日零(こぼ)れ萩 鷹羽狩行・選
産経新聞・俳壇。2019年11月7日。 宮坂静生選 走る世の終つたらしや秋の蟻 滴りの音消えぬ間に滴りぬ 払つても払つても出る稲埃 萩の花揺れて緩(ゆる)らかなる強さ 秋の風これサハリンの匂ひかな <…
毎日新聞・俳壇。2019年11月5日。 鷹羽狩行・選 地球への片道切符流れ星 西村和子・選 流星やしばらく乗らぬ小…
宇多 喜代子氏(うだ・きよこ) 俳人。 正岡子規の流れをくむ伝統的俳句を学ぶ一方、前衛俳句の刺激を受けて他の追随を許さない境地を獲得し、俳句の啓発にも力を注いだ。 08年旭日小綬章。 山口県出身。 84歳。 宇多喜代子さん文化勲章受章。2019年11月3日(俳句&ニュース)
2019.11.01.産経新聞・俳壇。2019年11月1日。 産経新聞・俳壇。2019年11月1日。 宮坂静生選 法師蟬ころり逝きたいなんて嘘 波音を聞きつつ眠る良夜かな はきはきと山彦がゐて秋の山 白雲をこころの芯に蛇…
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