第4章 道 [11]
つくしside顔を伏せさせられた状態で連れてこられ、どこをどう歩いたのか全くわからない。ただ、エレベーターや階段など乗ってないから、あの会場からそこまで離れていないだろうと思った。「さあ、入ってくれるかな?」そう木下君に言われて押し込められたのはどこかの控え室みたいだった。暗い部屋にパッと明かりがつき、漸く自分がどこにいるのか理解できるようになった。えっ……。どこ?!何の控え室!?「どこに来たんだって、...
2020/08/08 12:00
2020年8月 (1件〜100件)
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