幸せを君に

幸せを君に

幸せは仕合せとも書く。 でも実際は、仕合せは天の巡りあわせのことを言うらしい。 つまり、幸せも不幸も抱き込んだ fortune (天運)を昔の日本人は仕合せとしたのだ。 そのうち仕合せの良い部分を後世の人が幸せとしたらしい。 過去の事実は変わらず、未来を決めることはできない。 そして、ただひたすら今という時間の連続が続いていく。昔の人は言った。 月日という時(とき)は永遠に旅を続けてゆく旅人…