病院・薬局での実務実習は、実際に患者さんと応対します。 大学の中で好き勝手な恰好をしていた人も、実務実習中は服装やメイクを改めなければなりません。 意外と厳しい服装チェック。実務実習前の「OSCE」の時点で、厳しい監視の目が入ります。 中学校の校則のように細かいルール。医療系学部でおしゃれをすることの難しさを実感します。
【薬学部】向いてない勉強、仕事を続けるのはしんどい【転職もあり】
長い人生、多少はしんどいこともあります。やり抜かないとならない場面はいくつもあります。少しでもイヤになったらもう無理だ!!と投げ出してるようでは何もできません。大なり小なり、人生は困難の連続です。 しかし、いらぬ困難があるのも事実です。若いうちの苦労は買ってでもしろ…なんて言いますが私はこの言葉が嫌いです。苦労なんてしないほうが良いに決まってる。1度しかない人生を苦労ばかりで過ごすなんて、バカバカしいじゃないですか。 じゃあ、進学や就職においてはどうでしょうか。 向いてない薬学部、襲いかかるストレス 私の話になりますが、結論から言うと薬学部は向いていませんでした。もし17くらいの自分に戻れたら…
製薬会社の営業といえばMR。 かつてはプロパーとも呼ばれたこの仕事は男性が大半でした。車を乗り回し朝から晩まで病院をめぐり飲み会や勉強会にもついていく。時にはドクターの個人的な趣味にも付き合うためにゴルフに行ったり。 ハードスケジュールの筆頭みたいな仕事なのでやっぱりマッチョムキムキ男が大多数でした。ところが最近はもうそうではないようです。 会社も積極的に女性採用する もはや分け隔てする考え方があまりにも古いので当然ですが、女性がMRになることは可能です。就活で片っ端から製薬にあたっていけばどこかに拾ってもらえます。製薬系の仕事の中で一番敷居が低いのはMRです。研究開発は学歴などのえげつない壁…
【転職】社内ニートが羨ましい?鬱になる前に逃げよう【新入社員】
新社会人。 社会デビューしたときは目を輝かせ、「こんなことで成果を上げたい!」「こういう形で社会に貢献したい!」「出世したい!」「お金を稼ぎたい!」「自慢したい!」…などなど、さまざまな野心に燃えていたかもしれません。 あなたに限った話ではありません。多くの新社会人はそうです。 フレッシャーズハイといいますか。 それまでの「大学」とは全く違う環境に放り込まれたことで、不安とともに謎の万能感を発揮し、「俺にもワンチャンあるかも」みたいに誤解してしまうことがあるのです。 春のあたたかな気候も手伝って「俺の前途明るいような気がする~!!」と思い違いをしてしまうのです。 しかしそんなもの、妄想です。 …
【社内ニート】もはやパワハラ?暇すぎて仕事するふりも疲れたなら転職すべき【つらい】
私は社内ニートでした。 一定期間待てばめまいがするほど忙しくなるのはわかっていたのですが、それでも新卒で社内ニートっていうのは結構つらかったです。毎日毎日しんどい気持ちで会社に来ていました。今日自分が会社に行く意味はないんじゃないかって思うと、気持ちが暗くなっていくんですよね。 社内ニートの劣等感 新卒だと特に「まわりに負けたくない」「優秀になりたい」という勢いでつっぱしりたい時期だと思います。そんなときに仕事を与えてもらえない社内ニートで暮らしていると、毎日まじでしんどいです。 同僚はテキパキと仕事をしているというのに、自分だけデスクに座ってぼけっとしているだけなんて、極めて屈辱的です。プラ…
【MR】コミュ障が製薬会社の営業に就職したけど向いてなかった【転職】
人間、向いていないことは続かないものです。 運動神経が終わっている人がアスリートを目指したって普通に考えて無理でしょう。イチローばりの努力の天才ならワンチャンあるかもしれませんが、全員そうではないでしょう。全員が努力の天才だったらこの世界はもっと発展しているはずです。 人間である以上、向いていることでこそ続けられるのですが、やっぱりさぼりたい、らくしたい、だらだらしたいって本能がある以上、向いていないことなんてやり続けたらしんどいです。 しんどいんです。 コミュ障、営業になる なんでこんな道を選んだのか自分でも意味がわかりませんが、新卒では製薬会社の営業に就職しました。理由といってもあまりない…
【社内ニート】会社の邪魔者?居場所がない新入社員は転職しろ【社畜】
毎日毎日お仕事ご苦労様です。 新入社員のみなさん大丈夫ですか?生きてますか?心折れていませんか? 社会という洗礼を受けてヒイヒイ言っていませんか?「死にたい…」ってなっていませんか?いかに今までが甘やかされた環境に置かれていたか痛感していませんか? 社会とはそういうものです。社会人という歯車が使い古され、故障したものは放置され、使えるやつは限界まで使い倒され、月に1回振り込まれるわずかな給料にしがみついて生きていくのが、社会人の人生というものです。絶望です。 目の前に何も明るいことが見えないかもしれません。安心してください。この先もずっと明るいことなんて見えません。人生はクソです。暗いことだら…
ふだんは薬剤師として働いている私ですが、時には患者になることもあります。病院で処方箋を受け取り、薬局で薬を受け取ります。ほとんどの薬局ではとても好意的にマナーも正しく対応してもらえるのですが、時々とんでもない薬剤師に出くわすことがあります。ちょっと見過ごせないほどひどかったので、ぐちまじりに書かせていただきます。 長い髪を「前に」結んでいる薬剤師 普通髪をひとつ結びにする場合、うなじに沿うようにまとめることが多いかと思います。しかし私が出くわした薬剤師は「前に」結んで「前に」流していました。どういうことかというと、耳の下あたりでゴムで結び、背中くらいの長い髪を白衣の胸あたりに垂らしているんです…
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病院・薬局での実務実習は、実際に患者さんと応対します。 大学の中で好き勝手な恰好をしていた人も、実務実習中は服装やメイクを改めなければなりません。 意外と厳しい服装チェック。実務実習前の「OSCE」の時点で、厳しい監視の目が入ります。 中学校の校則のように細かいルール。医療系学部でおしゃれをすることの難しさを実感します。
薬剤師は安定して稼げる職業です。 今のところ雇用に困ることはなく、未経験であっても就職のあてはたくさんあります。 正社員にこだわらなくても、派遣社員として薬剤師として働くことも可能です。 派遣社員ですと案件によっては年収800万を越すものもあります。 こんなに優遇してもらえる職業というのは現代ではなかなか存在しないでしょう。 薬剤師はまさに安定の職業。 目指す学生が今も昔も多いというのもうなずけます。 しかし、薬剤師になる道は簡単ではありません。 入学してから卒業するまでが勉強尽くしというサディズムあふれるカリキュラム。 退学者や失踪者が絶えない同級生たち。 過酷な環境で勉強していかざるをえま…
6年という大学生活。これを長いととらえるか、短いとするかは人それぞれかと思います。私は長いと思いました。小学校と同じ年数なわけだし、小学校生活なんて永遠に続くように長く感じたので、大学もきっと同じだろうと。 実際長かったので、まあ長かったので、何に困ったかというとメンタルコントロールです。勉強ばかりの薬学部、勉強についていけないのも単純にしんどいけど、積み重なる精神的な疲れが本当にしんどかった。社会人になってからのほうがそりゃ大変なことは多いし学生が何言ってるんだって言われるかもしれないけど、それでもしんどかった。先が見えない六年間、今更後にはひけない六年間、倒しても倒しても次から次へと現れる…
製薬会社のMRは営業職です。 病院やクリニック、調剤薬局を訪れて、医師や薬剤師などの医療従事者を対象に、自社製品のプロモーションを行います。 目当ては「自社製品の採用」。営業は製品を売ってなんぼの仕事です。 なかなか首を縦に振ってくれないへそ曲がりなドクターもたくさんいます。 そんな先生方をなだめすかして理論をぶつけてみたり情に訴えかけてみたりありとあらゆる方法で自社製品の口座をゲットする… そんなMRですが営業職の中では破格の待遇です。 「文系で稼ぎたい!」と思う方にはMRになることをおすすめします。 激務です。激務です。激務です。だけど、稼げることだけは保証します。しかし、激務です。
薬学部は学費が高い。 このブログでも散々言っていることです。国公立ならともかく、私立大学は本当にむしりとっていく。進級したいだろ?卒業したいだろ?免許取りたいだろ?そういう声が聞こえてくるかのような勢いで、学生から搾り取っていきます。一部の堅実な学校を除いては、薬剤師養成学校に堕ちてしまっているのが、私立薬学部の実情じゃないでしょうか。 そんな厳しい条件で生きる薬学部が、就活をするにあたって、なにを考慮すべきでしょうか。
仕事をしているといろいろな場面でストレスが生じます。忙しすぎて心身の自由を奪われ、しんどい思いをすることもあれば、それの逆も存在します。いわゆる「社内ニート」という人たちもこの社会には存在します。 社内ニートとは、一応会社の一員として所属しているものの、なんらかの理由で仕事を割り当てられず、日々大部分の時間を持て余して暮らしている人たちです。この社内ニートですが、想像以上にしんどいです。 わたしもいっとき社内ニートとして存在していたので、非常によくわかります。忙しすぎるのもしんどいですが、暇すぎるというのも、周りが思う以上に負担になるのです。
製薬会社の営業、MRは男女ともに勤まる職業です。というか世の中の職業のほぼすべてが男女ともに勤まりますが。かつてはプロパーと呼ばれて大多数が男性でしたが、近年は女性MRの数も増えてきました。戦力の多様性として、女性MRが重宝されるのは事実です。実際、学生側もMRを志望する女性は増えてきています。それこそ10年前と比べたら全然違います。MR=男性というのは過去の常識でしょう。しかしMR、女性が勤め続けるのは結構大変です。
人は労働を続けて生きていく生き物です。 よほどの資産家か、親が裕福か、石油王でもない限り、基本的に人は働きます。 生活するお金を稼ぐために働きます。 生活のために続けざるを得ないのが労働なのですが、時折「やりがいがない…」「仕事つまらない…」「仕事辞めたい…」と思ってしまう、そんな人も多いでしょう。特に社内ニートと呼ばれる、会社に属しているにも関わらずまったく仕事のない人たちの精神的なダメージは相当なものです。 仕事にやりがいがない、と感じているとき、私たちはどのような状況にあるのでしょう。少し考えてみましょう。
皆さんは一人暮らしを始めたのはいつでしょうか。私は社会人になってからです。学生時代は実家ぐらしをしていました。 いたれりつくせりとはいえ自由の少ない実家ぐらし、それに引き換え一人暮らしは自由のかたまり。どこで何をしようといつ帰ろうと文句を誰にも言われないわけです。まさにフリーダム。しかも社会人になると給料が入るので自由になるお金が一気に増える。豊かな一人暮らしを実現できるのでは?と夢を抱いていました。 しかし現実は結構シビアだった。楽観的に考えすぎてました。 すぐ給料がなくなる 当たり前なのですが給料はお小遣いではないので、遊びだけに使っていたらすぐになくなります。これは自覚していたはずなんで…
理系の高校生であれば進路として薬学部を選択する瞬間があると思います。薬学部、かっこいい響きですね。薬学部に通っていると言うとだいたい凄い!って言われます。医学部ほどじゃありませんがブランドはあります。難しい勉強をしている学部として他の学生にマウンティングできる場合もあるでしょう。 しかし当たり前ですがラクなことばかりではありません。薬学部を選択したからには諦めなければならないことがいくつもあります。 1.楽をすること 大学入学当初、わたしはある勘違いをしていました。つらい大学受験を乗り越えたのだから、大学生活はそれよりゆとりがあってゆるゆると暮らせると思っていました。 完全に誤解でしたね。6年…
薬学部にいると毎年何人か元社会人の学生が入学してきます。一目でわかります。現役の学生は幼さが残った顔でサークルやバイトでうきうきしていますが、どこか哀愁が漂ったたたずまいでキャンパスを歩いているので、社会人学生は本当にすぐわかります。 毎年そういった人を見るたびに、私は「大丈夫なのかな」と思います。なぜかというと、まともに卒業して薬剤師になる人がとても少ないからです。
どんな仕事にも言えることですが、向き不向きというものがあります。 これは「努力で乗り越えろ」とかいう精神論では通用しないと思うのです。 鳥に早く走れと言われても無理なように、魚に空を飛べと言われても無理なように、何事にも適した人とそうではない人がいるのです。 そしてそれは、薬剤師という仕事においても同じことが言えます。 薬学部の勉強を6年間乗り越えて、薬剤師国家試験を突破して、免許を取得して。 さあこれで晴れて薬剤師だ、薬剤師としてばりばり働くぞ……最初のうちはそんな風に思うかもしれません。 しかし、もし、あなたが「薬剤師に向いていない」人だった場合、どうすればいいのでしょうか? わたしが思う…
大学生活。この響きにあなたはどんなイメージを持っているでしょうか。まだ大学に通っていない高校生の方に考えてもらいたいです。 華やかでしょうか?アルバイトやサークルで忙しい毎日でしょうか?飲み会や遊び、合コン、旅行に明け暮れますか?ボランティア、留学、インターンなどに勤しみますか? 日本の大学生はだいたい上記のように過ごすんじゃないでしょうか。もちろんだらだらとyoutubeを見たり、アニメ見たり、漫画読んだり、ゲームしたり、そういうのも大事です。その時期に触れたものというのは30歳40歳になっても意外と記憶に残るらしいですから。 ところで、あなたは薬学部に行きたいですか? そして上記のような学…
不安定な世の中、何が起きるかわかりません。2019年まではまさか新型コロナウイルスが流行するなんて想像する人はいなかったでしょうし、それを機に仕事や家庭を失う人も少なくなかったはずです。 そんな中、薬剤師は比較的安定した職業。薬剤師の求人が無い、なんて事態はまずありませんし、ワガママを言えばきりがありませんが、仕事にありつけないなんてことは避けられるはずです。 じゃあ、薬剤師は世間で言うところの勝ち組なのか?ここについて触れていきます。 6年制薬剤師として思うには… 薬学部の6年間、長かったです。何回も自分の選択を疑いました。他の学部で4年で卒業すればここまで苦しまなくてよかったんじゃないか?…
薬学部は年齢層が広い学部です。現役の学生もいれば、社会人になって入学する学生もいます。後輩なのに自分よりひとまわり年上、そんなのも当たり前です。大学は年齢にこだわらない場所なので、社会人の学生も普通にいます。医歯薬系は特に年齢がばらばらです。社会人を経験した後、やっぱり薬剤師の免許をとりたい、といって入学する人も多いです。 じゃあ社会人が薬学部に入り、学生生活を送り、薬剤師免許を取るまでのあいだに何を注意すべきでしょうか。
12月。師走は薬学部CBTとOSCEの季節です。 この2つの試験を乗り越えないと、薬学部5年生に進級することはできません。 薬学部4年生の一番の試練と言えるでしょう。
仕事というものは一時的なものではありません。基本的に、一生続けていくものです。年金制度も今となっては怪しいものですし、仮想通貨で大儲けとか宝くじで一攫千金とかでもない限り、仕事というものを続けていかなければなりません。 だからこそ、その「仕事」で病んでしまったり、潰れてしまったりしてはならないと思います。いっときの頑張りで済むのなら問題ありませんが、無理をずっと続けなければならないのであれば、それは一言で言うと「向いていません」。そんな仕事を続けていくことは、一回しかない自分の人生を著しく無駄にしてしまう結論になります。
これから進学を考えている高校生、就職先を探している薬学生に考えてほしいことがあります。特に奨学金を借りている学生。これは今後の人生にかかわる問題なのでよく考えてください。 「薬剤師に本当になりたいのか」「薬剤師になったとしてちゃんと奨学金を返せるのか」 これを無視したまま生きていくのは難しいです。何も気にしないでいられたら幸運ですけどそうもいかないことが多いです。お金の問題はいつでも生活についてきてまとわりつきます。たとえ大学を卒業しても、むしろ卒業後が本番です。
このブログを書いている私は薬剤師です。そして、理系と文系どちらが得意かと言われたら、間違いなく文系です。いわゆる文系人間です。そんな人間が、薬学部を選び、薬剤師になりました。 「6年通う理系学部」といえば医歯薬学部。その中でも最近6年制に変更された薬学部は、在学期間が伸びたにもかかわらず未だに人気です。資格職は不安定な世の中では魅力的ですからね。 ただ、なにごとも向き不向きがあります。文系人間が薬剤師になるのは、果たしておすすめできるコースなのでしょうか? 理系じゃないと薬学部受験できない まず大前提として、理系クラスにいないと薬学部を受験できません。よく理系についていけなくなった人が文転して…
薬剤師になるためには薬学部に入学しなければなりません。 薬学部のカリキュラムを修了しなければ薬剤師国家試験の受験資格を得ることができないからです。 薬学部で薬剤師国家試験受験資格を得るためには、6年制薬学部に進学する必要があります。 4年制薬学部でも薬剤師国家試験受験資格を得ることはできなくはないですが、非常に煩雑です。 薬剤師免許を取得することを一番の目標と考えるのであれば、6年制薬学部への進学を考えるのが効率的です。 それでは、6年制薬学部に入学するために必要な能力とはなんでしょうか。
病院・薬局での実務実習は、実際に患者さんと応対します。 大学の中で好き勝手な恰好をしていた人も、実務実習中は服装やメイクを改めなければなりません。 意外と厳しい服装チェック。実務実習前の「OSCE」の時点で、厳しい監視の目が入ります。 中学校の校則のように細かいルール。医療系学部でおしゃれをすることの難しさを実感します。
薬剤師は安定して稼げる職業です。 今のところ雇用に困ることはなく、未経験であっても就職のあてはたくさんあります。 正社員にこだわらなくても、派遣社員として薬剤師として働くことも可能です。 派遣社員ですと案件によっては年収800万を越すものもあります。 こんなに優遇してもらえる職業というのは現代ではなかなか存在しないでしょう。 薬剤師はまさに安定の職業。 目指す学生が今も昔も多いというのもうなずけます。 しかし、薬剤師になる道は簡単ではありません。 入学してから卒業するまでが勉強尽くしというサディズムあふれるカリキュラム。 退学者や失踪者が絶えない同級生たち。 過酷な環境で勉強していかざるをえま…
6年という大学生活。これを長いととらえるか、短いとするかは人それぞれかと思います。私は長いと思いました。小学校と同じ年数なわけだし、小学校生活なんて永遠に続くように長く感じたので、大学もきっと同じだろうと。 実際長かったので、まあ長かったので、何に困ったかというとメンタルコントロールです。勉強ばかりの薬学部、勉強についていけないのも単純にしんどいけど、積み重なる精神的な疲れが本当にしんどかった。社会人になってからのほうがそりゃ大変なことは多いし学生が何言ってるんだって言われるかもしれないけど、それでもしんどかった。先が見えない六年間、今更後にはひけない六年間、倒しても倒しても次から次へと現れる…
製薬会社のMRは営業職です。 病院やクリニック、調剤薬局を訪れて、医師や薬剤師などの医療従事者を対象に、自社製品のプロモーションを行います。 目当ては「自社製品の採用」。営業は製品を売ってなんぼの仕事です。 なかなか首を縦に振ってくれないへそ曲がりなドクターもたくさんいます。 そんな先生方をなだめすかして理論をぶつけてみたり情に訴えかけてみたりありとあらゆる方法で自社製品の口座をゲットする… そんなMRですが営業職の中では破格の待遇です。 「文系で稼ぎたい!」と思う方にはMRになることをおすすめします。 激務です。激務です。激務です。だけど、稼げることだけは保証します。しかし、激務です。
薬学部は学費が高い。 このブログでも散々言っていることです。国公立ならともかく、私立大学は本当にむしりとっていく。進級したいだろ?卒業したいだろ?免許取りたいだろ?そういう声が聞こえてくるかのような勢いで、学生から搾り取っていきます。一部の堅実な学校を除いては、薬剤師養成学校に堕ちてしまっているのが、私立薬学部の実情じゃないでしょうか。 そんな厳しい条件で生きる薬学部が、就活をするにあたって、なにを考慮すべきでしょうか。
仕事をしているといろいろな場面でストレスが生じます。忙しすぎて心身の自由を奪われ、しんどい思いをすることもあれば、それの逆も存在します。いわゆる「社内ニート」という人たちもこの社会には存在します。 社内ニートとは、一応会社の一員として所属しているものの、なんらかの理由で仕事を割り当てられず、日々大部分の時間を持て余して暮らしている人たちです。この社内ニートですが、想像以上にしんどいです。 わたしもいっとき社内ニートとして存在していたので、非常によくわかります。忙しすぎるのもしんどいですが、暇すぎるというのも、周りが思う以上に負担になるのです。
製薬会社の営業、MRは男女ともに勤まる職業です。というか世の中の職業のほぼすべてが男女ともに勤まりますが。かつてはプロパーと呼ばれて大多数が男性でしたが、近年は女性MRの数も増えてきました。戦力の多様性として、女性MRが重宝されるのは事実です。実際、学生側もMRを志望する女性は増えてきています。それこそ10年前と比べたら全然違います。MR=男性というのは過去の常識でしょう。しかしMR、女性が勤め続けるのは結構大変です。
人は労働を続けて生きていく生き物です。 よほどの資産家か、親が裕福か、石油王でもない限り、基本的に人は働きます。 生活するお金を稼ぐために働きます。 生活のために続けざるを得ないのが労働なのですが、時折「やりがいがない…」「仕事つまらない…」「仕事辞めたい…」と思ってしまう、そんな人も多いでしょう。特に社内ニートと呼ばれる、会社に属しているにも関わらずまったく仕事のない人たちの精神的なダメージは相当なものです。 仕事にやりがいがない、と感じているとき、私たちはどのような状況にあるのでしょう。少し考えてみましょう。
皆さんは一人暮らしを始めたのはいつでしょうか。私は社会人になってからです。学生時代は実家ぐらしをしていました。 いたれりつくせりとはいえ自由の少ない実家ぐらし、それに引き換え一人暮らしは自由のかたまり。どこで何をしようといつ帰ろうと文句を誰にも言われないわけです。まさにフリーダム。しかも社会人になると給料が入るので自由になるお金が一気に増える。豊かな一人暮らしを実現できるのでは?と夢を抱いていました。 しかし現実は結構シビアだった。楽観的に考えすぎてました。 すぐ給料がなくなる 当たり前なのですが給料はお小遣いではないので、遊びだけに使っていたらすぐになくなります。これは自覚していたはずなんで…
理系の高校生であれば進路として薬学部を選択する瞬間があると思います。薬学部、かっこいい響きですね。薬学部に通っていると言うとだいたい凄い!って言われます。医学部ほどじゃありませんがブランドはあります。難しい勉強をしている学部として他の学生にマウンティングできる場合もあるでしょう。 しかし当たり前ですがラクなことばかりではありません。薬学部を選択したからには諦めなければならないことがいくつもあります。 1.楽をすること 大学入学当初、わたしはある勘違いをしていました。つらい大学受験を乗り越えたのだから、大学生活はそれよりゆとりがあってゆるゆると暮らせると思っていました。 完全に誤解でしたね。6年…
薬学部にいると毎年何人か元社会人の学生が入学してきます。一目でわかります。現役の学生は幼さが残った顔でサークルやバイトでうきうきしていますが、どこか哀愁が漂ったたたずまいでキャンパスを歩いているので、社会人学生は本当にすぐわかります。 毎年そういった人を見るたびに、私は「大丈夫なのかな」と思います。なぜかというと、まともに卒業して薬剤師になる人がとても少ないからです。
どんな仕事にも言えることですが、向き不向きというものがあります。 これは「努力で乗り越えろ」とかいう精神論では通用しないと思うのです。 鳥に早く走れと言われても無理なように、魚に空を飛べと言われても無理なように、何事にも適した人とそうではない人がいるのです。 そしてそれは、薬剤師という仕事においても同じことが言えます。 薬学部の勉強を6年間乗り越えて、薬剤師国家試験を突破して、免許を取得して。 さあこれで晴れて薬剤師だ、薬剤師としてばりばり働くぞ……最初のうちはそんな風に思うかもしれません。 しかし、もし、あなたが「薬剤師に向いていない」人だった場合、どうすればいいのでしょうか? わたしが思う…
大学生活。この響きにあなたはどんなイメージを持っているでしょうか。まだ大学に通っていない高校生の方に考えてもらいたいです。 華やかでしょうか?アルバイトやサークルで忙しい毎日でしょうか?飲み会や遊び、合コン、旅行に明け暮れますか?ボランティア、留学、インターンなどに勤しみますか? 日本の大学生はだいたい上記のように過ごすんじゃないでしょうか。もちろんだらだらとyoutubeを見たり、アニメ見たり、漫画読んだり、ゲームしたり、そういうのも大事です。その時期に触れたものというのは30歳40歳になっても意外と記憶に残るらしいですから。 ところで、あなたは薬学部に行きたいですか? そして上記のような学…
不安定な世の中、何が起きるかわかりません。2019年まではまさか新型コロナウイルスが流行するなんて想像する人はいなかったでしょうし、それを機に仕事や家庭を失う人も少なくなかったはずです。 そんな中、薬剤師は比較的安定した職業。薬剤師の求人が無い、なんて事態はまずありませんし、ワガママを言えばきりがありませんが、仕事にありつけないなんてことは避けられるはずです。 じゃあ、薬剤師は世間で言うところの勝ち組なのか?ここについて触れていきます。 6年制薬剤師として思うには… 薬学部の6年間、長かったです。何回も自分の選択を疑いました。他の学部で4年で卒業すればここまで苦しまなくてよかったんじゃないか?…
薬学部は年齢層が広い学部です。現役の学生もいれば、社会人になって入学する学生もいます。後輩なのに自分よりひとまわり年上、そんなのも当たり前です。大学は年齢にこだわらない場所なので、社会人の学生も普通にいます。医歯薬系は特に年齢がばらばらです。社会人を経験した後、やっぱり薬剤師の免許をとりたい、といって入学する人も多いです。 じゃあ社会人が薬学部に入り、学生生活を送り、薬剤師免許を取るまでのあいだに何を注意すべきでしょうか。
12月。師走は薬学部CBTとOSCEの季節です。 この2つの試験を乗り越えないと、薬学部5年生に進級することはできません。 薬学部4年生の一番の試練と言えるでしょう。
仕事というものは一時的なものではありません。基本的に、一生続けていくものです。年金制度も今となっては怪しいものですし、仮想通貨で大儲けとか宝くじで一攫千金とかでもない限り、仕事というものを続けていかなければなりません。 だからこそ、その「仕事」で病んでしまったり、潰れてしまったりしてはならないと思います。いっときの頑張りで済むのなら問題ありませんが、無理をずっと続けなければならないのであれば、それは一言で言うと「向いていません」。そんな仕事を続けていくことは、一回しかない自分の人生を著しく無駄にしてしまう結論になります。
これから進学を考えている高校生、就職先を探している薬学生に考えてほしいことがあります。特に奨学金を借りている学生。これは今後の人生にかかわる問題なのでよく考えてください。 「薬剤師に本当になりたいのか」「薬剤師になったとしてちゃんと奨学金を返せるのか」 これを無視したまま生きていくのは難しいです。何も気にしないでいられたら幸運ですけどそうもいかないことが多いです。お金の問題はいつでも生活についてきてまとわりつきます。たとえ大学を卒業しても、むしろ卒業後が本番です。
このブログを書いている私は薬剤師です。そして、理系と文系どちらが得意かと言われたら、間違いなく文系です。いわゆる文系人間です。そんな人間が、薬学部を選び、薬剤師になりました。 「6年通う理系学部」といえば医歯薬学部。その中でも最近6年制に変更された薬学部は、在学期間が伸びたにもかかわらず未だに人気です。資格職は不安定な世の中では魅力的ですからね。 ただ、なにごとも向き不向きがあります。文系人間が薬剤師になるのは、果たしておすすめできるコースなのでしょうか? 理系じゃないと薬学部受験できない まず大前提として、理系クラスにいないと薬学部を受験できません。よく理系についていけなくなった人が文転して…
薬剤師になるためには薬学部に入学しなければなりません。 薬学部のカリキュラムを修了しなければ薬剤師国家試験の受験資格を得ることができないからです。 薬学部で薬剤師国家試験受験資格を得るためには、6年制薬学部に進学する必要があります。 4年制薬学部でも薬剤師国家試験受験資格を得ることはできなくはないですが、非常に煩雑です。 薬剤師免許を取得することを一番の目標と考えるのであれば、6年制薬学部への進学を考えるのが効率的です。 それでは、6年制薬学部に入学するために必要な能力とはなんでしょうか。