笹本稜平『還るべき場所』読了
内容(「BOOK」データベースより) 世界第2の高峰、ヒマラヤのK2。未踏ルートに挑んでいた翔平は登頂寸前の思わぬ事故でパートナーの聖美を失ってしまう。事故から4年、失意の日々を送っていた翔平は、アマチュア登山ツアーのガイドとして再びヒマラヤに向き合うことになる。パーティに次々起こる困難、交錯する参加者の思い。傑作山岳小説、待望の文庫化。 山岳=山登りのイメージが強くて、 スポーツというより娯楽という感じ。 この作品を読んで、山岳は命を賭けてスポーツ。 命がけだからこそ、命の重さ、 ひとつのミスが大きなトラウマとなる。 そして、生きることの意味、重さを感じることができる。 山岳に関して、全く知…
2017/02/26 08:20