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  • 笹本稜平『還るべき場所』読了

    内容(「BOOK」データベースより) 世界第2の高峰、ヒマラヤのK2。未踏ルートに挑んでいた翔平は登頂寸前の思わぬ事故でパートナーの聖美を失ってしまう。事故から4年、失意の日々を送っていた翔平は、アマチュア登山ツアーのガイドとして再びヒマラヤに向き合うことになる。パーティに次々起こる困難、交錯する参加者の思い。傑作山岳小説、待望の文庫化。 山岳=山登りのイメージが強くて、 スポーツというより娯楽という感じ。 この作品を読んで、山岳は命を賭けてスポーツ。 命がけだからこそ、命の重さ、 ひとつのミスが大きなトラウマとなる。 そして、生きることの意味、重さを感じることができる。 山岳に関して、全く知…

  • 吉川英梨『ルビイ~女性秘匿捜査官・原麻希』読了

    内容(「BOOK」データベースより) 警視庁捜査一課の原麻希は、娘の菜月が、史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘・結芽と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそく結芽が通う小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気づく。気配を残したまま、忽然と姿を消した全校児童たちの行方は―!?女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、人気警察小説シリーズ完結編。 憎しみと憧れ、好きと嫌いなど、 人の想いというのは、正反対のものを抱くが 大きな視点で見れば、同等なのかもしれない。 異常な行動の発動には、普通への憧れがあるが、 反対に、普通ということに…

  • 内藤 了『AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』読了

    内容(「BOOK」データベースより) 都内の霊園で、腐乱自殺死体が爆発するという事件が起こる。ネットにアップされていた死体の動画には、なぜか「周期ゼミ」というタイトルが付けられていた。それを皮切りに続々と発生する異常な自殺事件。捜査に乗り出した八王子西署の藤堂比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」は、自殺志願者が集うサイトがあることを突き止める。その背後には「AID」という存在が関係しているらしいのだが…。新しいタイプの警察小説、第3弾! 人の死が与える影響は、 病死でも事故死でも自殺でも 生きている人に与える影響は大きい。 自殺する人は、自分が死んでも、 だれも悲しまないと思っているかもしれないが、 人…

  • 富樫倫太郎『生活安全課0係 ヘッドゲーム 』読了

    内容(「BOOK」データベースより) 杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。今年だけで名門高校の女子生徒が二人、飛び降り自殺をしているのだ。0係の変人キャリア警部・小早川冬彦は相棒の万年巡査長・寺田高虎と高校を訪れるが、そのとき三人目の犠牲者が…。KY(空気が読めない)刑事が鋭い観察眼で人を見抜くシリーズ第二弾! 相手の良くない点を指摘するとき、 普通は遠慮というか、気遣いというのがあるので、 伝えたいことを婉曲に ちょっと的を外して話をするのだが、 この作品の主人公・小早川は、サラリと、 しかも的確に、ストレートに言う。 心理学と…

  • 耳が聞こえなくなってからが、本領発揮のベートーヴェン

    耳が聞こえない音楽家。 そういえば、もはや旧聞に属しますが、実は聞こえてた?そして影武者に作らせてた、という作曲家のことが話題になりましたっけ。 もう名前も出てきません。不要なことは、右から左に忘れるようにできてるんでしょう。僕らの頭は。 さて、ベートーヴェンです。 この人は正真正銘、音楽をやってる最中に難聴で悩み苦しんだ人です。 難聴で耳が不自由になった。ほぼそれと同時に失恋まで重なり、ベートーヴェン、死ぬことを考えました。 ここに、人生に絶望したベートーヴェンが、ふたりの弟宛てに書いた遺書があります。 読んでおられる方、おそらく「なにか」にお気づきになりますから、本の原文をそのまま引用して…

  • 内藤 了『CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』読了

    内容(「BOOK」データベースより) 廃屋で見つかった5人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ、激しく損壊していた。被害者の身元を調べた八王子西署の藤堂比奈子は、彼女たちが若くて色白でストーカーに悩んでいたことを突き止める。犯人は変質的なつきまとい男か?そんな時、比奈子にストーカー被害を相談していた女性が連れ去られた。行方を追う比奈子の前に現れた意外な犯人と衝撃の動機とは!?新しいタイプの警察小説、第2弾! 書いている内容が、たしかに怖いけど、 あまり恐怖とか、背筋が凍るような感覚がおこらない。 作品中のコミカルな部分で中和されているのかな。 意外性という観点で、 予想外の犯人、そ…

  • 【スカッと】店員「お箸おつけしますか?」客「なんでいちいち訊くんだ!バカじゃないのか!」と説教を始めていたんだが店員の返しが上手い!!

    コンビニのレジに並んでいたら、前のおっさんが店員に箸をつけるか訊かれた途端キレた(´ー`)「お箸おつけしますか?」 (`Д´)「弁当を買ったんだから、箸がいるのは当たり前だろ!」(`Д´)「なんで、そんなこといちいち訊くんだ!バカじゃないのか!」そんなことから始まり、最近の若者は~みたいな説教にまで発展した(`Д´)「お前の接客態度がなっていない!お客さまは神様という言葉を知らんのか?」 (`Д´)「お前の接客態度がなっていない!お客さまは神様という言葉を知らんのか?」(´ー`)「よくご存知ですよ。では、お客さまは信仰の自由という言葉はご存知ですか?」 (´ー`)「次のお客さまどうぞ」店員さん…

  • 【感動実話】金曜日にいつも会社に来ない優秀な部下。その理由を知り、涙が止まらない。

    タイのCMには何度も驚かされてきました。紹介するのはタイのワコール法人が作成したものです。なぜ、ここまでタイのCMは感動的なストーリーが作れるのでしょうか・・・。それも今回は実話に基づいたものです。今回も裏切りませんよ・・・。さて、ここからは、あらすじを紹介します。動画は英語の内容です。英語がそんなに苦手で泣ければ直接、動画を見たほうが感動すると思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【あらすじ】ある女性の部下は毎朝誰よりも早く出社し、夜遅くまで働きます。優秀で仕事ができますが、厳しい性格なので誰も彼女と一緒にいたがりません。彼女は会社との契約で毎週金曜日会社に来ないことになってい…

  • 病気の息子とバスに乗ったら、ママグループから酷い言葉の暴力を受けた。ブチ切れて文句を言うと、運転手から「奥さん、ここで降りて」と…

    10歳の息子がある病気を持っており、車いす生活でさらに投薬の副作用もあり一見ダルマのような体型。知能レベルは年齢平均のため、尚更何かと辛い思いをしてきている。本日、通院日でバスに乗ったとき、いつも通り車いすの席を運転手が声かけして空けてくれたんだが、どうやらそれで立たされた人がムカついたらしく、ひどい言葉の暴力を喰らった。「ぶくぶく醜い」「何で税金泥棒のために立たされなきゃならないの」「補助金で贅沢してるくせに、役に立たないのになんで生かしておくかなあ?」それもこちらに言ってくるのではなく、雑談のように数人でこそこそ。それがまだ小さい子連れの母親のグループだった。息子が気付いて「お母さん降りよ…

  • 大沢 在昌『絆回廊: 新宿鮫10』読了

    内容(「BOOK」データベースより) 「警官を殺す」と息巻く大男の消息を鮫島が追うと、ある犯罪集団の存在が浮かび上がる。中国残留孤児二世らで組織される「金石」は、日本人と中国人、二つの顔を使い分け、その正体を明かすことなく社会に紛れ込んでいた。謎に覆われた「金石」に迫る鮫島に危機が!二十年以上の服役から帰還した大男が、新宿に「因縁」を呼び寄せ、血と硝煙の波紋を引き起こす! このシリーズ10作目。 新宿を舞台に、孤独な刑事・鮫島が ヤクザ、犯罪集団を追う、いつもの展開だけど・・・ まあ、様々なヤクザ、刑事等の個性的な登場人物がいて、 それぞれが心、体に傷を負っていて、 それでいて、警察組織、暴力…

  • 結城充考『エコイック・メモリ』読了

    内容(「BOOK」データベースより) 動画投稿サイトに忽然と現れた、四つの映像。『回線上の死』と題されたその不鮮明な映像には、四人の男女が残酷な方法で殺される様子が映し出されていた。悪戯?それとも本物なのか?期限付きの捜査を命じられたクロハは、映像の中の音に、奇妙なずれがあるのに気付く…。圧倒的な緊迫感と、想像を遙かに超える展開。熱狂的支持を集める「クロハ」シリーズ第二弾。 前作同様、読みにくい。 主人公の感情移入がどうもしっくりこない。 読んでいて、物足りなさがある。 裏切り、犯人探しという観点では面白いけど、 どうも物語に入り込めない、 イメージが湧きにくい。 このシリーズは苦手です。

  • 徳川家茂の心優しいエピソード、数多くあります

    江戸幕府の14代将軍・徳川家茂は、生まれつき病弱な身でありながら、13歳で将軍に就任しました。 よい将軍であろうと文武両道に努め、勝海舟ら幕臣からも、厚い信頼を得ていたそうです。(勝海舟による家茂毒殺説などもありますが、ここでは亜説を無視します) とにかく家茂という人はとても優しい人柄だったようです。 それを示すこんなエピソードです。 戸川播磨守安清という書の名人として知られる幕臣が、家茂に書道を教えていました。 家茂はとてもよい生徒で、いつもきちんと練習していました。 しかし、ある日のことです。 突然、家茂は、安清の白髪頭に硯の水をかけ、手を叩いて笑いだしたのです。 よくテレビでみかける「殿…

  • 弱いランナー高橋尚子を変えた高校教師の言葉

    シドニーオリンピック女子マラソン 金メダリスト高橋尚子さん。 世界の頂点に登りつめた高橋さんですが、実は、中学・高校時代は決して強いとは言えず、とても全国大会で通用するような選手ではなかったのです。 ご本人が述べていますが「心身ともにすごく弱い」選手だったそうです。 こんなことやってて意味があるんだろうか。 もういやだ、もうダメだ、やめてしまいたい。 毎日そんな後ろ向きで、不安な気持を抱えながら、日々過ごしていたそうです。 そんな苦労時代、高校の陸上部の顧問・中澤正仁先生から贈られた言葉で、身体に電気が走ったそうです。 なかなか結果が出ない。 しかし、今、結果が出ないのは、それは準備期間に過ぎ…

  • 沢村鐵『クランⅠ - 警視庁捜査一課・晴山旭の密命』読了

    内容(「BOOK」データベースより) 渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。疑念を抱いた捜査一課上層部は、晴山旭警部補に内偵を命じる。彼女の目的とは一体?真実を明らかにした晴山の前に現れたのは、警察内に潜む巨大な闇の存在だった―。 去年ぐらいから、本屋で見かけるシリーズ。 気になったので、読んでみた。 予想以上に面白い。 警察組織の腐敗を、組織内から改善していこうとする動き、 それを阻止すべく、腐敗した側は 正義の警察官を殺害、しかも自殺と偽装。 その裏に挑発的なメッセージを残す。 非常にスリリングで、期待感の持てる内容だった。 しか…

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