【運命学探求】六十花甲子『乙丑』の意義と宿命
『乙丑』 「乙」の語源は乙形の骨ベラを由来としていて、糸の絡みを解く道具の象形から「乱」をおさめる事を表意する字です。 春秋戦国時代から漢の時代を経て中国で陰陽五行の成立・発展しました。 陰陽五行論の進化・発展の伴い、「字」の解釈も発展してきました。 許慎の「説文解字」が出現し、十干は天地自然の運行とを結合させて考えられる様になりました。 「乙」 「乙」は「説文解字」では「春に草木、が冤曲(まがりくねる)して出るも、陰気なお強く、その出ることと乙乙(いついつ:出にくいさま)たるを象どる」と記されています。 春の初め、草木の芽が甲燐を破って出かかる状態です。 寒気ま尚強く、まっすぐ伸びきれず、曲…
2018/01/25 17:12