応神天皇~枯野を
からの 枯野を 鹽しほに焼き 其しが余り 琴に造り 掻かき弾ひくや 由良ゆらの門との 門中となかの 海石いくりに 触れ立つ なづの木の さやさや 古事記中巻 31年、官船「枯野」が朽ちたが、その功を後世に伝えるために、これを薪とし 塩をやかしめられた際(歴代御製集 より) 焼け残った木材から琴を造らせ、弾いてみるとその音は 冴え冴えとした音を出した この御製に目がとまったのは、最後の「さやさや」です。 この擬音は今でも、植物が風にそよぐさまに使われているので、もしや これがルーツかな、と嬉しくなりました。 (これから さやさやを多用しよう(笑)) そして、がんばってくれた船への感謝ー船を擬人化…
2017/01/24 10:48