夏目恭宏のブログ みかづきくらげのカデンツァ

「クリスマス」をピアノの前で

すっかりご無沙汰してしまっております。街中にはクリスマスソングが流れ、師走年越しの準備にと、何かと急き立てられる時期ではございますが、ピアノに向かい、ゆったり…

2019/12/24 08:31

ピアノで弾こう！【運動会】のクラシック音楽

夏休みが終わり、多くの小中学校では運動会が目前にせまってきていますね。運動会を盛り上げるクラシック音楽の数々、皆様は何を思い浮かべますでしょうか。＊＊＊＊＊併…

2019/09/21 08:27

「夏」に弾きたい・聴きたい ピアノ曲

連日30度越えの猛暑でございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。セヴラックの作品に「日向で水浴びする女たち」という素晴らしいピアノ曲がございます。暑い日には…

2019/08/06 07:34

発表会 御礼 ー 原宿2019

原宿ピアノ発表会、今年も無事に終演いたしました。この会場でこの形式ではじめて5年目になります。出演されるメンバーも年々増え、そして皆様みるみる上達されて、嬉し…

2019/07/03 07:45

発表会（大人の部）6/30

今月末は大人の生徒様を中心に発表会でございますー。皆様のピアノへの熱意には本当に頭が下がります。僕自身、趣味のピアノに火がついて止められなくなり今の人生に至る…

2019/06/24 10:02

「モーツァルト」を弾きたい

モーツァルトは、難しい。僕自身「モーツァルト好き」を自称しながらもなかなかプログラムに載せられません。難しい、まったくもってそう思います。音数の少なさゆえ誤魔…

2019/06/04 08:22

コンクールの「審査」基準

「私は二度と音楽を裏切らない」上からの圧力に苦しみ葛藤し続けてきたピオトル審査員のセリフ、先週最終回を迎えた「ピアノの森」です。ショパンコンクールに挑む若き才…

2019/04/21 08:06

新学期「ピアノ」に想う

新学期が始まりました。そうですね、「頑張っても報われない社会が待っている」のかもしれません。でもね、ピアノはよく練習すれば必ず弾けるようになりますよ。してみせ…

2019/04/16 08:01

クラシックは「長い」？

1日は24時間、うち私たちは音楽を聴くことにどれほどの時間を費やすことができるでしょうか。この世界、10分前後の曲は当たり前、ソナタや組曲となれば2～30分を…

2019/03/28 07:36

ボシュニアコーヴィチのショパン

菅野官房長官ではなくて、オレグ・ボシュニアコーヴィチ。1920年生まれで、リヒテル、ギレリスと同じくG.ネイガウスの薫陶を受たロシアの名ピアニストです。彼の演…

2019/03/22 07:35

ピアノ馬鹿

久しぶりに童心に帰って（？）ちょっとマニアックな内容で。あいも変わらず、アカデミックな先生方からはあまりよい顔をされない、編曲ものやパラフレーズ作品の数々。確…

2019/03/20 07:20

ごめんよ、フェリックス

音楽的イメージネイガウスの著書には、それは、音楽の内容、意義、詩的本質だとあります。それらを表現し伝えることこそが〈技術〉であると。＊＊＊＊＊メンデルスゾーン…

2019/03/17 08:22

遠く？ 近く？ 遠近感！

僕たちは森の中にやってきました。ふかい森、木が沢山生えていて、昼間なのにちょっと暗い。シー、静かに！どこかでカッコウが鳴いていますよ。遠くの方で、聞こえますか…

2019/03/07 08:22

「ショパン」ポーランドの思い出

昨日、3月1日はショパンの誕生日とされています。ただ、出生証明が2月22日と諸説混在しておりますため、ショパンの命日（10月17日）ほどにはイベントが企画され…

2019/03/02 08:22

桃色想い

桜の季節が待たれます。しかし冬のピンクもまだまだ綺麗です。その名も「乙女鉢」最近はこんな寄植えばかり作って遊んでいます。＊＊＊＊＊主よ人の望みの何とやら、乙女…

2019/02/24 08:22

2019年 第一小節

2019年になりまして、1月が終わり、今日から2月でごさいますか。 僕自身にとりましては1月の間、じつに色々なことがありまして、ようやく1月が終わったのか、ふ…

2019/02/01 08:21

本番に強い「ピーターパン」

先日子供たちのクリスマス発表会を無事に終え、今年の仕事も全て終わり。子供たちの本番での強さには毎回関心させられます。レッスンでもリハーサルでも上手く弾けたこと…

2018/12/29 14:30

「ものまね」ピアノ

昨日は、ものまね王座決定戦なるもの見て、ああ、年末だなあと。本気のものまねも上手いなあと感心するけれど、やはり面白いのはデフォルメされた職人的ネタの数々。特徴…

2018/12/01 08:22

「無調」に癒される

無性に 無調に 夢中に なることが ある楽譜はウェーベルンの変奏曲 作品27緻密に組み立てられた音列にただ身をまかせられる至福。とはいえ、新ウィーン学派ときく…

2018/11/23 08:22

「くるみ割り人形」流行ってんの？

ディズニーが「くるみ割り人形と秘密の王国」というのを公開するようで、くるみ割り人形の実写版なのかな？いや今で全く知りませんでしたよ。音楽はもちろんチャイコフス…

2018/11/14 08:22

御礼 リサイタル 2018

ご来場いただきました皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。このシリーズは完全なる自主公演として毎年自分の好きなものばかりを好き放題やらせていた…

2018/10/29 08:22

ファミリー・コンサート！！ 2018

毎年さいたまでやっています連弾ファミリーコンサート。今年はクリスマスをちょっと先取り、くるみ割り人形をメインに据えてみました。今月あります僕の闇深い🦇リサイ…

2018/10/14 08:22

ショパン屈指の「不人気」曲

ショパンの傑作、24の前奏曲集作品28の第2曲目、イ短調、Lento爽やかでイケメンな第1曲の後で可哀想に、申し訳なさそうに始まり終始不機嫌でうつむき加減な冴…

2018/10/05 08:22

バルトークの話

バルトークの話、略して、バルトーク。大人気作品、ルーマニア民族舞曲のようなわかりやすい音楽を書く一方で、苦虫を噛み潰したような、本気度合いが過ぎる曲や、それが…

2018/09/27 08:22

「初見試奏」の思い出

初見、これが出来るとカッコいいとされる。グリーグが出来たばかりのピアノコンチェルトのスコアを、かのフランツ・リストに見せに行ったらば、リストはその場で全曲を通…

2018/09/11 08:23

ピアノで「バッハ」を二篇

といいましても、ご紹介するのは、カンタータの中のコラールと G線上のアリアです。古今そうそうたるピアノ名人が、自ら演奏できるようにとバッハの様々な曲を編曲した…

2018/09/02 08:15

「基礎練習」に花束を

音階やアルペジオ、これらは基礎練習というよりメンテナンス。残念ながら、これをしなくてよいという謂れはないように思います。それとは別に、「曲の中にはものすごく難…

2018/08/30 08:22

秋の風情とポーランド

まだ昼間の日差しが暑いとはいえ、朝夕の涼しげな風はもう秋の風情、ポーランドの夏はちょうどこんな気候で過ごしやすかっことを思い出します。秋と名のつく音楽に秋の風…

2018/08/20 08:22