アラン・ドロンさん死去、88歳 仏俳優、「太陽がいっぱい」
【パリ時事】「太陽がいっぱい」など多くの映画に出演したフランスの名俳優アラン・ドロンさんが死去した。AFP通信が18日、伝えた。88歳だった。「二枚目スター」の代名詞で、日本でも女性ファンをとりこにした。パリ郊外ソー生まれ。4歳の時に両親が離婚し、里親に育てられた。仏誌パリ・マッチのインタビューでは「不幸な幼少期だった」と振り返っている。17歳で軍に入隊。インドシナへ出征後、放浪の末に銀幕を目指した。1957年、「女が事件にからむ時」でデビュー。ルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」(60年)で、友人を殺し財産を狙う貧しい青年役を好演して一躍脚光を浴びた。「太陽はひとりぼっち」(62年)、「山猫」(63年)、「地下室のメロディー」(同)などでも主役級を担った。一時ハリウッド入りしたものの水が合わず、フラン...アラン・ドロンさん死去、88歳仏俳優、「太陽がいっぱい」
2024/08/18 16:26