【村上春樹】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

【村上春樹】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

村上春樹、久々に読みましたが、村上春樹の中で一番好きかもしれません。なんというか、村上春樹が今までの作品で訴えようとしてきたことがこれに全部集約されているような気がしました。現代社会の人間関係の希薄さというか、孤独感というか、なんというか・・・過去の関係性とこれから、将来のことでいろいろと迷っていた私にはすごくヒットしました。まあ、相変わらず無駄に性描写が多いのはいかがなものか、と思うんですけど。...