『私はそのままの貴方が好きですから』

『私はそのままの貴方が好きですから』

人は生きているうちに過信をするものだ。自分に、そしてあるいは他人に。 私もその経験は勿論あって、失敗を重ねた末にどうにか今に至っているのでよくわかる。 だからこそ、他人が何かを過信しているのであれば言わなければならないのだろう。 とは言っても、言った後に軋轢を生む可能性などを考えると中々言う事が出来ないのが世の常である。 さて前置きが長くなったが、ミハルが風呂場の防音性能をあまりに過信しすぎて...