四月十九日 下

四月十九日 下

直後は後悔で私の精神状況は澱のように深く重く沈み込んでいた。 けれどそんな自己嫌悪にあっても身体本来の欲求と言うのは素直な物らしくて、猫のように丸まった体勢も手伝ってか気付いたころには私の意識は微睡みに落ちかけていた。 流石にこのまま寝たら身体が痛くなるだろうな、そんな事をぼんやりと考えたもののやはり私は物ぐさな人間なようで身体を起こすまでには至らない。ああ、いいや違う。私は落ち込んでいるんだ。...