世田谷草野球ロスヒターノス・ブログ

昭和の草野球人のデッドストック？軟式ボール『トップボール』(内外ゴム)の新品箱入り

あるディスカウントストアをのぞいてみたら、まだ軟式のC球が売られていた。 ご存じの通り、2017年ごろまでは軟式球はA球・B球・C球だったが、大きく変わり大人がM号、子どもがJ号となった。 つまり一世代前の軟式ボールがいまだに店頭に並んでいるが、いつまで経っても売れ残っている。 スポーツ用品店ならまだしも、ディスカウントストアでは店員が野球好きでなければ気づくこともないのかもしれない。 さて先日、珍しいボールを見つけた。 【トップボール】の新品だ 見てのとおり軟式ボールだが、このボールは1950～60年(昭和25年～昭和35年)に使用された第2世代の軟式ボールだ。 今でこそ軟式ボールはダース(…

2024/07/26 10:00

【デビュー50周年＆新刊発売記念企画】“邪道”『大仁田厚』展 @書泉ブックタワー(秋葉原)

プロレスラー大仁田厚のデビュー50周年＆新刊発売記念の『大仁田厚展』が秋葉原の書店・書泉ブックタワーで開催されている。 先月、新宿の京王百貨店では『超猪木展』が開催され大盛況だったが、偶然か狙ったかはわからないがこのタイミングでというのはやはり邪道・大仁田厚らしい。 規模は超猪木展と比べたらはるかに小さい規模ではあるが、書店のイベントとして考えれば非常に面白かった！ 実使用バットならぬ、、、実使用有刺鉄線バットも35,000円で展示販売されていた！ 本日が最終日なので、まだ足を運べていない人は秋葉原の趣味人専用書店「書泉ブックタワー」へ急げ！ www.shosen.co.jp 【デビュー50周…

2024/07/25 10:00

戦後昭和20年代の子ども達が熱狂した紅梅ミルクキャラメルの空箱！野球は巨人、キャラメルは紅梅

1951年(昭和26年)から東京近郊で紅梅製菓から販売されたいた『紅梅ミルクキャラメル(通称：紅梅キャラメル)』の空箱。キャラメルとともに巨人軍の選手のカードが封入されていて監督含め全ポジションのカード10枚を集めると、景品と交換してもらえるシステムだった。景品にはカメラのような高級品もあり子どもたちは景品欲しさに熱狂したのだ。 のちにPTAで問題となり不買運動に発展、その影響をうけて1954年(昭和29年)に紅梅製菓は倒産した。 【野球は巨人 キャラメルは紅梅】といったキャッチフレーズで一世を風靡したが、わずか数年でキャラメルはおろか会社すらなくなってしまったのだ。 倒産後に紅梅製菓に勤めて…

2024/07/24 10:00

前・横浜DeNEベイスターズのトレイ・アンバギー選手の直筆サイン入り実使用バットはNPBホームランバット？

昨年、横浜DeNAベイスターズでプレーしたトレイ・アンバギー選手を覚えているだろうか？ 開幕二軍スタートで二軍で負傷、初めて一軍昇格したのはシーズンも終わりが近づいた9月5日と日本でのプレーのほとんどが二軍生活だったので横浜ファン以外にはあまり記憶にないのではないかと思う。最近では選手自らが自身の使用したバットなどのアイテムを売っている。 実はアンバギー選手も横浜で使用した用具を自らの証明書をつけて売っていた。その中にNPB公認マーク入りの実使用バット、 メーカーも今を時めくVICTUS(ビクタス) そのビクタスの使い古されたバットにサインを入れて、 さらにさらに 【Japan Used Ho…

2024/07/23 10:00

ロッテのミスタージャイアンツフーセンガム

野球カードがおまけのガムが発売されるときに大きな壁は【ロッテ】だ。80年代にはロッテがプロ野球カードのついたガムを発売したが、90年代にカネボウがプロ野球カードのついたガムを販売しようとしたが「セ・リーグガム」というなんとも不思議な商品となってしまった。2016年にもカバヤ食品が野球カードつきのガムを発売したが「セントラルリーグベースボールガム」となった。どうやらロッテ以外の菓子メーカーが野球カード付きのガムを発売するのはなかなか大変なようだ。 昭和にはロッテが【ミスタージャイアンツフーセンガム】なる商品を発売している。ミスタージャイアンツとはその名の通り巨人軍のキャラクターでV9時代の川上監…

2024/07/22 10:00

美鈴冷菓の美鈴アイスモナカの【背番号3】

長嶋茂雄は偉大だ。往年の野球ファンの多くが異論を唱えないと思う。先日、ある古い紙袋を友人からいただいた。 美鈴冷菓の【美鈴アイスモナカ】の紙袋だ。ここに描かれているのは野球のバッターで顔もユニフォームの前面のチーム名もヘルメットのマークも描かれていない。ただ描かれているのが【背番号3】だ これが長嶋茂雄である確証はないが、長嶋茂雄を連想させる広告であることは間違いない。 打撃フォームの後ろ姿で【3】だけで自らを表現できるのはおそらく長嶋茂雄だけだろう。 ちなみにこの紙袋を15袋集めると1個アイスモナカがもらえるようだ。

2024/07/21 10:00

武元一輝(ハワイ大学)

今年、花巻東からスタンフォード大学へ進学しアメリカ大学野球界で活躍する佐々木麟太郎選手の話題をニュースで見にした。 ニュースでいい場面ばかり流れているからかもしれないが高校野球でプレーしていた時よりも進化したように見ていて感じる。アメリカ大学野球界で活躍する日本人は佐々木だけではない。 佐々木よりも一足先にアメリカに渡ったのが【武元一輝】だ。 智辯和歌山高校で高校野球引退後にプロ志望届を提出していたがハワイ大学へ進学した。 高校時代は150キロを超える球速、打っては高校通算20本塁打と大谷のように投打二刀流。 現在は佐々木同様にアメリカ大学球界で奮闘している。ひと昔前はドラフト後に江川卓のカリ…

2024/07/20 02:03

球界再編に乱入してきたコント55号・萩本欽一！茨城ゴールデンゴールズで球界参入！

2004年の球界再編から20年が経とうとしている。 七夕の日に録画した「すぽると」は今でも大事に保存してある。 この球界再編でプロ野球は大きく変貌していくこととなるが、新たな動きを見せたのはプロ野球だけではなかった。 一連の出来事をきっかけにコント55号の萩本欽一氏が野球界に参入したのだ！ 茨城県を本拠地とした社会人硬式クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」は球界再編の翌年2005年にスタートした。 今までの野球界では考えられないような取り組みを行うエンターテインメント要素も強いチームでもあった。 もちろん実力的にも社会人野球日本選手権大会に3度出場するクラブチームの強豪でもあった。 先日、東…

2024/07/12 12:30

ジョー・ディマジオと写真を撮るのに何ドルかかったか？

【文春砲】なるものが世の中をすっぱ抜くようになりだいぶ時は経ったが、今なおその存在感は変わらない。 そもそも週刊文春は1959年創刊と65年の歴史を有する週刊誌だが、文春砲と呼ばれる前の誌面もなかなか面白い。 週刊文春1969年(昭和44年)6月23日号では「フクちゃん」で有名な漫画家の横山隆一氏がヤンキースタジアムでジョー・ディマジオと一緒に写真を撮った時のエピソードが掲載されている。 1951年（昭和26年）、初めてアメリカ旅行をした横山氏は西海岸でサンフランシスコ講和条約の取材をしたのちに東海岸へ5日かけて列車で移動したそうだ。 列車の車中では、ポーターに30歳以上年上の吉田茂と間違えら…

2024/07/11 00:21

お菓子のホームラン王の現在地

先日、何年ぶりかにナボナを買う機会があった。 亀谷万年堂の言わずと知れた【お菓子のホームラン王】だ！ 王貞治がCMキャラクターになり【お菓子のホームラン王】としての全国区の知名度となったが、それ以前の亀谷万年堂は都内近郊に10店舗強を構える程度でお世辞にも全国区の菓子店ではなかった。 王貞治の起用と【お菓子のホームラン王】というキャッチフレーズはハマり、全国区となっていた亀谷万年堂の売り上げは【お菓子のホームラン王】以前と比べると10倍以上になったという。 亀谷万年堂にとっては王貞治様様だ！ なぜ王貞治が起用されたといえば、亀谷万年堂の娘婿が同じ巨人軍の先輩・国松彰という縁がきっかけだった。 …

2024/07/10 19:48

あっこの一球 近藤唯之がつづるプロ野球近代名勝負

先日あるLPレコードをいただいた。 「あっこの一球 近藤唯之がつづるプロ野球近代名勝負」 というレコードだ。 中身はと言えば、、、歌ではなくひたすら野球の実況・解説が流れている。 ラインナップは、1． 中西太 史上最長の500フィートホームラン 2． 元祖、樋笠一夫 代打サヨナラ逆転満塁ホームラン 3． 実力派金田、エリート派長嶋を開幕4打席4三振 4． 西鉄、巨人に日本シリーズ逆転4連勝 5． 打撃の神様、川上哲治 最後の打席は左飛 6． サムライ長嶋 天覧サヨナラホームラン 7． 涙の御堂筋、南海宿敵巨人にシリーズ4連勝 8． 日米野球史上初 山内一弘 満塁振り逃げ事件 9． スタンカ 涙…

2024/07/02 16:26