【まばゆき<ruby><rb>視揶導</rb><rp>(</rp><rt>シャドウ</rt><rp>)</rp></ruby>】 (四コマ小説)
Scene1 月曜の朝、オフィスがある八階建てビル一階のエレベーターホールでエレベーターを待っていると、そこへ同僚がやってくるなり、挨拶もそこそこに「顔色悪いけど、どこか具合でも悪いの?」と心配そうに尋ねてきた。僕自身、特にその自覚はなく、直ぐにかぶりを振ったが、エレベーター内でもソイツがこちらの顔つきをジロジロと窺ってきたため、気になってしまい、四階でエレベーターを降りた後、自分の部署とは反対…
2016/02/25 22:22