「自分流感覚の整理」 「物語」8
いつ頃か、記憶をいくつもの部屋を作って入れておく癖がついた。思い出を、出来事を、忘れるのではなく、部屋をいっぱい作って入れておき、必要なときに鍵を開けて取り出す、いまでは部屋が多すぎて、部屋ごと忘れ去った物も多い、でも今本当に必要な部屋なんて、3っつか4っつしかいらなくて、ある時、急にどこにしまったなんて事があるくらいで、本当は忘れていても良い事ばかりなのかもしれない。30歳過ぎた頃から、こんな変な癖がついたような気がする、どうでも良いことを何時までも考えていても仕方ない、いやなことでも同じ事で、早く部屋に閉じこめてまた新しい事に挑戦した方が良いから、そんな、気持の整理の仕方を覚えたのかもしれない、特にそれからの私にとっては都合のいい考え方で、いやなことからの立ち直りに相当役にたった。しばらくすると、何となく違...「自分流感覚の整理」「物語」8
2020/03/26 21:22