381 早春の賦!
2月も末日。春の遅い北東北の岩手でもあちこちから花だよりが聞かれるこの頃。県沿岸南部の気仙地方では、早春を彩る、梅・蝋梅・福寿草、そして川面に映えるネコヤナギの開花が地域紙の紙面を飾る。八十路の我が身では、この節アチラコチラと遠方までの探索は控え、せめてもと極々近くの我が庭、畑周りを探索する。山の畑の日向に咲く福寿草。一面に敷き詰められた紅葉の落葉の下からむっくり、もっくら数十株の群落である。折からの日差しを受けて、株ごと気品を漂わせ仲良く咲きほこっている。鉢木から育てた紅白の梅木も大木となる。春一番はやっぱり紅梅から…。青空に向かって大きな蕾を膨らませている。数枝を持ち帰り、花瓶にさし玄関先にでも飾ろうっと…。蕾の多い中、早熟なのはマン開きで我が世を謳歌している。樹高2m足らずながら、1月初め頃から小さな蕾を...381早春の賦!
2019/02/28 15:59