『人新世の「資本論」」 - 脱成長コミュニズムとは発展しない共産主義

『人新世の「資本論」」 - 脱成長コミュニズムとは発展しない共産主義

こんにちは「『人新世の「資本論」」」(集英社新書)を立ち読みした。私の出た市大経済学部マルクス経の斎藤幸平氏の新作。共産主義をいまだに信じる著作など時代錯誤。批判しなくてはいけないと思っていた。やっとそれができた。前文を読んで、私は力尽きた。それ以上、読む気が失せた。彼の認識は間違いだらけだった。環境問題の元凶は資本主義?温暖化や海洋プラスチックの地球環境問題。彼は資本主義に原因があるという。この本は温暖化を問題視する。が、温暖化は石油や天然ガスを使い、2酸化炭素を出すことが元凶である。エネルギー問題である。共産国の中国では、石炭を重点的に、石油や天然ガスなども燃やす。北は石油は高いので石炭が多い。キューバはベネズエラから石油が輸入されていた頃は、石油だった。が、今は何だろう。世界最大のCO2排出国は、中国だ。...『人新世の「資本論」」-脱成長コミュニズムとは発展しない共産主義