繰り返します。「新聞は 記者さんは もっと尖っていいのです。

繰り返します。「新聞は 記者さんは もっと尖っていいのです。

先日、当欄に「新聞はもっととがっていい」という拙文を投稿しましたが、即座に「それは違う」という声が二つ載りました。私の舌足らずもあったのですが、ご指摘のようなセンセーショナルな記事や騒々しい紙面を求めているのではありませんでした。私も文章ならではのゆったりした知性をくすぐる感じも好きです。訴えたかったのは、私たち読者、市民との共感の記事とともに「公権力の監視、不正義の発掘など社会的義務を果たす」報道の最前線であってほしいと願ったものでした。先般発表された「報道の自由度ランキング」では日本は順位を下げG7最下位の70位とのことでした。いろんな要因で、ジャーナリストが監視者としての役割を完全に果たすことをしばしば妨げているというのです。胸のすくような権力批判、誤った道を進まゆ為の正義の旗振り役であってほしい。...繰り返します。「新聞は記者さんはもっと尖っていいのです。