生かされている。ただその事実だけを誇りとして生きている。
人類はずっと平和を求めてきました。ですが、天安門事件をはじめとする様々な悲劇がこの世界では起き続けています。それはきっと、平和を求める心の元が自己主張の道だったからなのだと思います。高い理想を掲げても、それが自分からの視点ならば、自己主張になっていき、世界に自己主張の響きが広がっていきます。自分という字は自らを分けると書くように、自己主張は世界に分断を広げ、そこから対立や孤立が広がっていくのです。
このまま消えてしまいたい
こういう気持ちもそのような中、生まれる自己主張とも言えます。
世界観を広げるために。自分の思考ではないところで生きていく。
そう語った途端にそれは自分の思考となっていきます。言葉を語ることは確認となりますが、確認したらすぐに手放さなければ固定されたものとなっていきます。そうすると高い理想も自己主張となっていく恐れがあります。
判断は、常に出会う出来事を頂くことによってしていく必要があります。そのようにしてはじめて自分の考えを超える可能性に開かれます。
ただ時代の流れや宇宙の意思を感じること。時代や宇宙の意思が自らを生み出したことに誇りを持ち、それを体現すること。そうすればきっと、トキの流れが人々や世界を繋げ調和をもたらします。それは星々の運行などが教えてくれるトキの流れです。だから、ただただそのことだけを心掛けて生きていけるように。未熟な反応に気づき手放すために毎日の生活はあるのです。
2019/08/01 12:13