「猫でもわかる」「飛び降りるか」と教職員に…佐世保実業高の理事長、パワハラと訴えられ辞任
長崎県佐世保市の佐世保実業高校を運営する学校法人佐世保実業学園の後藤三世子理事長が19日、理事長を辞任した。同校では、複数の教職員が後藤氏からパワハラを受けたと訴えており、学園は辞任の理由を「混乱を生じさせた責任」を取ったとしている。同校によると、教職員に対して3月、アンケートや聞き取り調査を実施。後藤氏が「屋上から飛び降りるか」「猫でもわかる。なんでわからん」などと暴言を吐いたという回答があった。また、「書類を投げられた」「2時間以上説教された」「意見を言うと無視、減給された」などの記載もあったという。後藤氏は2019年、理事長に就任。同校では19~23年度に教職員78人が退職し、パワハラが原因で体調を崩したケースもあったという。県学事振興課は今年1月、同校に改善などを求めていた。読売新聞「猫でもわかる」「飛び降りるか」と教職員に…佐世保実業高の理事長、パワハラと訴えられ辞任
2024/04/20 16:29