台風の進路は普通、前線を越えずに、沿って東進北上する
今回台風1号を見る。天気予報では、台風の進路は高気圧のふちをまわるように、というが、これはわかりにくい。なぜなら、天気図をみて、高気圧のどこがふちなのか、わからないからだ。高気圧の隣はふつう低気圧あるいは前線なので、「高気圧のふちをまわるように」ではなくて、「高気圧と低気圧の境界線」あるいは「前線にそって」移動すると言ったのが、わかりやすい。実際の台風の進路を見ると、北上して、前線があるとだいたい、前線に沿って東へ向きをかえて、東北に進んでいる。大型の台風になると、成層圏まで突き抜けているので、偏西風に乗って、普通の前線を突破して進むこともいままでに、わずかだがあった。過去の記憶だと、高気圧のとなりが高気圧で、いわゆる気圧の谷を台風がすすんだことが、一度だけあるが、とてもまれなケースだ。だから、前線に沿っ...台風の進路は普通、前線を越えずに、沿って東進北上する
2024/05/29 12:38