憲法9条が地球人類を救う 「平和の種」5月15日号掲載版

憲法9条が地球人類を救う 「平和の種」5月15日号掲載版

憲法9条が地球人類を救う「平和の種」98号2022年5月15日号所収毛利正道(弁護士・岡谷市在住)著者注この論稿は、今年4月18日付でこのブログで公表した、本稿と同名のタイトルの論稿が「厳しい」校正を経て完成体になったものです。「21世紀型戦争」の恐怖私にとって連日約2か月間に亘(わた)って「体験」したロシアのウクライナ侵略戦争は、「21世紀型戦争」を脳裏に焼き付けるものとなった。戦後の国際秩序は、2度に亘る世界大戦の教訓として国連憲章が全ての武力行使を違法とする大原則を定めたところから出発している。その、あくまで例外として、個別的自衛権の他に、「主権国家からの要請」があることが証明された場合にのみ、集団的自衛権の行使としての武力反撃が認められるに過ぎない。今回は、この要件を欠いていることが明らかであるに...憲法9条が地球人類を救う「平和の種」5月15日号掲載版