あ@仮想はてな物語・お小説・ストーリィ・1/7 (003-1)
copyright(c)ちふ絵じゃないかおじさんぐるーぷ<ドン作雑文集より>平成初めの頃です。*池ノ尾の人(003-1)なかなか出てくれなかった。それでも、何回か押し続けていると、「何のご用ですか?」少し険しい声が、滲み漏れてきた。「この橋通らせて欲しいのですが・・・」恐る恐る口を当てる。「どちらに行かれるのですか?」ぶっきらぼうでいて、言葉だけは丁寧な問いかけが跳ね返る。「ちょっと池ノ尾まで」「村の方ですか?」「いえ」「親戚か何か?」つづくあ@仮想はてな物語・お小説・ストーリィ・1/7(003-1)
2022/11/27 09:40