2022年の師走の最後に、意味深い言葉を論じよう。千玄室の大切な重みだ
令和4年の終わりに、意味深い重みのある茶道の師、千玄室の言葉を胸に刻み明日を迎えよう。我が国の古来を説いた後、師の大事な重い言葉を刻んでほしい。戦後の日本は、米国一辺倒で経済も安全保障も米国頼みになった。明治維新後、日本が西欧を追いかけ、文明開化を進める中で、特に目標にしたのが英国である。英語にしても、日本人が学んだのは、キングスイングリッシュといわれる英国風の発音だったが戦後は、アメリカンEnglishに変わり、今では米国のスラングまで使うようになっている。ここからが大事な論点である。日本人は、生真面目さや底力で敗戦から這い上がり世界と互角に競える力を備えるに至ったわけだが、ここに来て、慢心からか、それに少々陰りが見えてきている。今一度、足元を見つめ、安易に流れた生活態度から脱し、どこの国にも偏らない高...2022年の師走の最後に、意味深い言葉を論じよう。千玄室の大切な重みだ
2022/12/28 20:44