年の瀬のおしゃべり
年賀状も投函し終って、夕食も明日の料理の仕込みもちゃっちゃっと簡単にすんで、ぼんやりと何をするでもなく紅白を見ている。時折、息子が部屋から出てきて雑談をしていく。それは歌手の文句だったり、好きな音楽の話だったり、小さい頃の思い出話だったり、取り留めない話しだが、高校生にもなると会話のキャッチボールがおもしろい。 今日は、年末の買い物客があふれる街で、ばったり前のお向かいさんに出会った。見覚えのある少年の顔がふっと目に入ったと思ったら、それは息子と保育園の頃から一緒だったシュウ君だったのだ。 私たち母子3人は、正気が歪んで強迫性パーソナリティもどきでDVっぽくなっていった夫から逃れて、その界隈で…
2014/12/31 23:19