サヨナラリアル/朝丘戻
著:朝丘戻絵:問十七だった。すこし卑屈でひどく孤独で無謀で、先生だけが世界のすべてだった。高校生の真白の背中には羽が生えている。好かれるのも嫌われるのも、人格ではなく羽。そんな自身に空虚を感じていた真白は、「心の底から笑ったことある?」という美術教師の高岡の一言に救われて恋に落ちる。真白の告白はつれなく断られるが、高岡を想う真白は『美術準備室にいると窒息死する』という不穏な学校の噂を調査し始め……。人間と獣人が共存する世界。そこで生まれる3つの恋景色。これは、久々にキターーーーーー!!!!!!って思ったね。朝丘さんの作品どれも好きだけどなかでも好きなのはこういうテイストなのよ、と。高校生っていう多感な時期に恋するともういつでもその人のことで頭がいっぱになって幸せも不幸もその人次第っていう不安定さがあるやん?その...サヨナラリアル/朝丘戻
2016/08/14 16:23